「市内一ふざけているチーム」と監督が話すソフトボールチーム「萱田ピュアジャム」。
現在、小学生11人がソフトボールを楽しんでいます。
公開 2021/12/07(最終更新 2021/12/03)

ゆるく楽しく面白く練習に励む
毎週末、萱田小学校のグラウンドで活動しているソフトボールチーム「ピュアジャム」の練習にお邪魔したのは、台風一過のピカピカの晴天の日。
小学2年生から6年生までの11人のメンバーがさらにピカピカの笑顔で迎えてくれました。
監督の巣山さんによると「市内一ふざけているチーム」。
身内の謙遜かと思いきや、実に楽しそうに練習する様子を見学するうちに、もしかしたら的確な表現なのかもしれないと思えてきます。
彼女たちは「最高の遊び」としてソフトボールをしているように見えるのです。
「監督とコーチたちが面白い」とメンバーが口をそろえる指導陣の声掛けは、ソフトボールを大好きな大人たちがソフトボールを大好きな少女たちに「こうしたらもっと楽しくできるよ」とフラットな立場でアドバイスをしているよう。
付ききりで一球一球丁寧に声掛けがされますが「指導されている」雰囲気はありません。
「楽しい!」を積み重ねて伸び伸びと成長しているのでしょう。

学校も学年も違う でもみんな仲良し

「最初はボールが怖かったけど、何度も当たっているうちに当たってもこれくらいの痛みかって分かると怖くなくなった」「投げるのも打つのも、ボールが遠くまで飛ぶとうれしい」「打ったときの手がビリビリする感じが気持ちいい」。
遊ぶように練習しているように見えても、その発言はアスリートです。
ソフトボールのどんなところが面白いかと聞くと「やってみたらいいよ!」「グローブ貸してあげる」と、おすすめされてしまいました。
「体験に来たら面白かった」が始めたきっかけナンバーワンの彼女たちにとって、その面白さは「やってみたら分かる」くらい自明なのでしょう。
「みんなで楽しくワイワイと」ソフトボールに励む姿はとてもまぶしく、こんなふうにスポーツを始めた彼女たちの未来がとても楽しみになりました。(取材・執筆/巡)
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