毎月、市川市内でモトニャワタ実行委員会主催の「保護ねこ譲渡会」が行われています。

保護ねこ譲渡会の保護猫
新しい飼い主を待つ

公開 2022/01/07(最終更新 2023/02/17)

まる

まる

長野県出身、市川市在住。ウクレレと猫をこよなく愛しています。男子2児の母。ライターの仕事を通して知らない世界をのぞくことができる毎日を楽しんでいます。 

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猫のために、猫を守る人たちのために

毎月第4日曜、市川市内で保護猫(※)活動を行う個人ボランティアによる譲渡会が行われています。

会場は本八幡駅近くの三毛猫雑貨店(八幡3-7-2 moto.8 2階)。

ボランティアは野良猫の保護・不妊手術・新しい飼い主が見つかるまでの預かりなどを行っています。

※保護猫…さまざまな理由で飼い主のいない保護された猫

「保護ねこ譲渡会」の保護猫

ボランティアらをサポートしているのは、譲渡会を主催する「モトニャワタ実行委員会」。

同会は保護猫のためのチャリティーイベントや寄付の受け付けなども行い、SNSで情報を発信しています。

代表の郡司真紀さんも無類の猫好き。

保護猫を引き取り、地元の市川周辺で猫のために活動する人たちを知るうちに、自分も何かできないかと考えたのがきっかけ。

「保護猫の力になりたいが方法が分からない」という人のために、ボランティアの垣根を低くしたいと話します。

モトニャワタ実行委員会の「保護ねこ譲渡会」の様子
猫の性格や普段の様子を聞くことができる

保護猫の譲渡には一定の条件あり

同会の場合、譲渡する猫は病院での初期検査を済ませ、ワクチン接種、不妊手術が必須。

新しい飼い主となるためには、これらの医療費等の負担も必要になります。

完全室内飼いの上、玄関や窓に柵を設けるなど脱走防止策を依頼しています。

「保護ねこ譲渡会」の保護猫

譲渡会は1組当たり20分の完全予約制。

当日、猫は連れて帰れません。

後日設けられたトライアル期間を経て、双方が合意すれば譲渡が成立します。

1組でも多く幸せな出会いが生まれることを願います。

※毎年秋に保護猫イベントを開催

「保護ねこ譲渡会」の保護猫

モトニャワタ実行委員会のロゴ
©Sayo Koizumi

モトニャワタ実行委員会
公式Webサイト/https://motonyawata.wixsite.com/nekolove
Twitter/https://twitter.com/motonyawata
Instagram/https://www.instagram.com/motonyawata/

※猫の保護に関する相談は受けていません

※2021年7月発行の「ちいき新聞」に掲載された内容を再編集した記事です。