流山市在住のイラストレーター・ノグチノブコさんは、地域の魅力をイラストで発信しています。

流山市在住のイラストレーター・ノグチノブコさん
「好きなイラストを描いて、喜んでもらえて幸せ」とノグチさん

公開 2022/01/21(最終更新 2022/01/18)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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制作したマンガが小学校の教材に

「ずっと描いていてもいい」というほど子どもの頃からイラストを描くのが好きで、専門学校で本格的に学んだノグチさん。

一時イラストレーターの仕事から離れますが、体調を崩し「好きなことをやろう」と決意。

2020年には流山市女性向け創業スクールで出会った仲間と共に『マンガ・流山みりん物語』を制作し、市内の公立小学校に計1,200冊を寄贈しました。

『マンガ・流山みりん物語』
『マンガ・流山みりん物語』

「子どもたちが読んでくれるか不安でしたが、『主人公のみりんちゃんがかわいい』と休み時間は引っ張りだこと聞いてうれしかったです」とノグチさん。

市内の小学3年生の郷土学習の教材にもなり、「授業で使ってもらえることを楽しみにしています」と話します。

季節を問わず楽しめる江戸川が癒やし

流山へは結婚を機に2012年に移住。

趣味の飲食店巡りと得意のイラストを生かして流山本町、南流山、運河周辺のマップを作成しSNSやホームページで公開するなど、地域の魅力を発信しています。

「流山は程よい距離感で人の交流があり、情報交換が活発な町。『行きたくなった』『行ってきた』という声を聞いて自信になりました」というノグチさんお気に入りのスポットは、江戸川だとか。

「遮るものがなく、のどかな風景が広がっていて、特に夕暮れ時がいいですね」と魅力を話します。

現在は、雑誌の挿絵やロゴのデザインなどを手掛ける傍ら、流山商工会議所が1月に発行予定の「やっぱりみりんdeしょ・おさんぽMAP」を鋭意制作中です。(取材・執筆/琉)

「やっぱりみりんdeしょ・おさんぽMAP」

『マンガ・流山みりん物語』
販売場所/紀伊國屋書店 流山おおたかの森店、一茶双樹記念館、株式会社秋元 ほか
献本場所/流山市立図書館の全館

「やっぱりみりんdeしょ・おさんぽMAP」(2022年版)
発行/2022年1月
配布場所/流山おおたかの森駅前観光情報センター、流山商工会議所 ほか

ノグチノブコ
HP/https://noguchinobuko.com/

※この記事は、2021年9月発行の「ちいき新聞」に掲載された内容を再編集したものです。