1月30 日(日)まで森の美術館で、流山市中学校美術部合同の展覧会が行われています。
流山の若きアートの卵たちの作品を見に行ってみては。
公開 2022/01/18(最終更新 2022/01/19)

全9中学校から約80点の作品を展示
展覧会には、流山市内の全9中学校が参加。
美術部と総合文化部1〜3年生の部員が描いた約80点の作品が展示されています。

油彩、水彩、デジタル、立体など技法もさることながら、題材も自画像や動物、植物や景色などさまざま。
大きさも八つ切りサイズから30号の大作まで並びます。
主催は流山市の美術教師で組織する流山市教育研究会造形部会で、中心になって活動する東深井中学校の石原重人教諭は、「各々が好きなテーマで楽しんで描いた作品。子どもらしい作品から本格的な作品までさまざま。そろっていないからこそ見る楽しさがあります。伸びやかで個性豊かな作品をぜひご覧ください」と話します。
会場には石原教諭の他、現在アーティストとして活躍する卒業生の作品も展示。
「作品を見て、絵を描きたい、美術部に入りたいと思う子が増えたらうれしいですね」と期待を込めます。

期間中は入館料無料 展示動画も公開
コロナ禍で発表の機会が失われる中、美術部の活動を活性化させたいと、同市教育研究会造形部会では2021年4月から合同デッサン会を開催し交流。
展覧会という目標を掲げることで、美術に対する深い造詣と高い技術力を身に付けさせ、流山市の美術教育に貢献できればと、本年度初めて合同展覧会を企画しました。
「地域の芸術文化活動に貢献したい」と願う森の美術館の森忠行館長が会場を提供し、開催期間中は入館料無料。
作品の展示動画も公開されるので、自宅でじっくり鑑賞することもできます。
また、1月23日(日)と29日(土)には、小中学生を対象としたフェイクスイーツワークショップも開催(要予約、参加費千円)。
予約の空きがあれば、ボンボンショコラのマグネットが作れます。(取材・執筆/琉)
森の美術館
会期/~1月30日(日)※月・火休館
開館/午前10時~午後4時(最終入館午後3時30分)
入館料/無料 ※事前予約制
会場/森の美術館
住所/千葉県流山市大畔315
電話/ 04-7136-2207
HP/http://morino-bijutsukan.com/