君津市亀山湖のほとりにたたずむ亀山温泉ホテルが、宿泊業としては千葉県初となる(一社)日本SDGs協会の事業認定を受けました。
亀山温泉ホテルの活動から、私たちにもできるSDGsについて学びます。

公開 2022/01/26(最終更新 2022/01/24)

花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
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SDGsとは2015年に国連サミットで採択された「2030年までに環境や人権などの問題を、世界中のみんなで解決しよう」という国際目標で、各分野17項目の目標が設定されています。
亀山温泉ホテルが日本SDGs協会の事業認定を受けられたのは、亀山湖周辺の環境保全活動や、自然の中で行う癒やし体験などの健康への取り組み、自然環境団体と協力して陸域生態系への理解を促す環境教育を行うといった活動が認められたことによります。
亀山温泉ホテルで自然体験などを担当する豊島さんは「単独の事業者だけでは目標達成はできません。本気で活動に取り組んでいると宣言し、さまざまな団体や個人と良いパートナーシップを築いて目標を達成するために申請しました」と話します。

さまざまな「共存」を大事に活動する
亀山温泉ホテルが取り組んでいる主な活動として、例えば亀山湖周辺の林道整備の際に出る倒木などをたき火や燃料にし、利用するほど里山が整備されていく仕組みを構築。
また、鹿野山自然学校などの他団体と連携し、子どもたちに向けた自然観察会や昆虫採集を行い、生物の多様性や自然との関わりを考える機会をつくったりしていることなどが挙げられます。

「私たちが実践できることは?」と尋ねると「SDGsの活動は誰でもすぐに取り組めます。難しく考えず、17の目標の中で『楽しいと思うこと』を見つけてください。それがご自身の持続可能な目標になります。みんなが得意分野で協力してつながれたら、わくわくできる未来を創れると思いませんか? 生物ごとに食べ物や生息域が異なる生物多様性と同様に、人も個性を生かしつつ、自然や社会と共存することが、自然物としての人間の理想的な姿だと思います」と豊島さんは答えてくれました。
自然や他者と共存できる未来を目指し、亀山温泉ホテルの挑戦は続きます。

※問い合わせ
電話/ 090-3502-9574 豊島