木々が芽吹き色とりどりの花が咲く、21世紀の森と広場で「松戸モリヒロフェスタ」が開催されます。
メインイベントには「和太鼓の公演」が行われます。
公開 2022/03/16(最終更新 2022/03/14)

神の声、雷に似る太鼓の神聖な音
(神鳴り=神の声)に似て絶大な霊力・神聖な力を持つと考えられていました。
大きく遠くまで響く太鼓を打つことは、天の神に願いを届けることとされていたようです。
このことから、収穫の感謝を捧げる祭りには太鼓はなくてはならないものとなりました。
夏祭りの季節になると遠くから聞こえる、祭り太鼓の音に心高まる人も多いのではないでしょうか。
今年の「和太鼓の公演」には、首都圏を拠点に活躍する9団体が参加します。

太鼓でコロナ禍を吹き飛ばそう
新型コロナウイルスのまん延で練習もままならない中、参加団体のメンバーは工夫して練習を重ねています。
今回取材した「小金原9丁目太鼓」は、小金原の子ども会で結成された太鼓グループで、新型コロナウイルス感染症のまん延防止対策のために練習を中止していますが、取材日には小学校1年生から高校2年生まで15人が町会会館に集まりました。
話を聞くと、「小学2年生の時、夏祭りで太鼓をたたくかっこいい先輩に憧れて太鼓を始めた」「新しい技を教えてもらっている時が楽しい」「太鼓をたたくばちから伝わってくる振動が魂の奥まで届くような感触がいい」「舞台に出て人が喜んでくれた時は気持ちがいい」と公演を楽しみにしている様子がうかがえました。
町会長の渋谷寛之さんは、「ここで育つ子どもたちが太鼓を通してたくさんの思い出をつくり、ここを故郷として大きく羽ばたいてほしい」と語りました。(取材・執筆/桜)
日時/3月21日(月・祝)、午前9時30分開演(午前9時開場)
場所/21世紀の森と広場
住所/千葉県松戸市千駄堀269
料金/無料
問い合わせ/047-345-8900 21世紀の森と広場管理事務所
HP/https://www.city.matsudo.chiba.jp/shisetsu-guide/kouen_ryokuka/top/yoteihyou/wadaiko.html
※雨天時は会場および時間を変更して開催。