子育て世代の人口増加により、いま注目を浴びている流山市。
その街の魅力を市民の視点で伝えるサイト「ながれやまStyle」が昨年12月8日に開設されました。

公開 2022/03/22(最終更新 2022/03/18)

魅力ある街を自分たちでつくろう
自分にとってより良い暮らしをつくることで、地域の人との交流やつながりが生まれます。
それが「ながれやまStyle」で紹介されている流山流の暮らし方の一つです。
例えば、流山初のラグビークラブ「流山GREAT HAWKS」のコーチの大半はラグビー経験のない保護者です。
それは、「まず子どもたちがラグビーを楽しみ、そして関わる全員が楽しむ」という代表の川合毅さんが掲げるクラブの方針が反映されたもの。
また、ママ友づくりや自然を楽しむコミュニティーなど、自分がやりたいことを自分でつくりだす人たちを、多方面から紹介しているのがこのサイトです。

市民の思いを形にするコミュニティー
同サイト内の「Nの研究室」はユニークです。
これは、
(1)市民が問題を提起する
(2)それを見た市民が解決のアイデアを提案する
(3)仲間を集めてアイデアを実行する
という仕組み。

「Nの研究室」で期待される市民発の活動例として、「マチブックプロジェト」が挙げられます。
「図書館で子どもに人気の図書が20週間もの予約待ち」との課題に対して、ネットで図書館に図書を寄付する解決策を市民が考え、実行しました。
その結果、100冊もの図書が市内図書館に寄付されました。
いま、仕事だけでなく、家族と過ごす時間や生きがいを大切にしたいと願う子育て世代家族が増えており、また、世代を超えて活力ある多くの市民が生活している流山市。
まだ開設されて3カ月のサイト「ながれやまStyle」が街の新しい魅力を伝え、市民の活動の場になると注目されています。(取材・執筆/敏恵)
※問い合わせ
電話/ 04-7150-6308
流山市総合政策部マーケティング課