私がことあるごとに意識をしている「適正量」とは、平たく申せば「ちょうどいい量」。
私は少ない物で暮らすことを望むミニマリストですが、ここ何年かは、がむしゃらに少ないもので暮らすことは考えていません。
公開 2022/05/18(最終更新 2022/05/16)

阪口 ゆうこ
ミニマリスト・コラムニスト・整えアドバイザー・主婦(二児の母)。ゆるい暮らしを好むゆるいミニマリストとしてブログや雑誌などで活躍中。 【ブログ『HOME』】http://sakaguchiyuko.blog.jp/
記事一覧へコトにもある自分の適正
「じゃあ『適正』ってどこで測るのさ?」なんて疑問が生まれるよね。
私の基準は「ご機嫌」の良し悪しという、なんとも緩い軸に任せております。
すべてに過不足がなく、モヤっとかイラっとかが無い状態を「適正」と認定。
つまりは一日を通して、怒りを覚えたり、しんどい思いをせず、平常心で暮らせている状態です。
そして適正は、「モノ」だけではなく「コト」にも意識を向けることが重要。
いや、「コトの適正」超重要。
例えば、自分に適正な仕事選び、学校選び、友達選び、人生は選択肢だらけやな。
自分の持つ力以上の居場所だと、とにかく努力が強いられるもの。
それは暮らしに影響が及ぶことも多く、機嫌は不安定になることも。
でも、自分の力に合った居場所であれば失速することなく、自分の暮らしのクオリティーもキープしたまま最後まで歩みを止めることなく進めます。
世間的にはチャレンジが尊ばれるかもしれないけど、私は社会でも暮らしでも「機嫌」の安定が重要だと思う。
ポイントは「背伸びしない、無理しない」。
適正を意識していればマイナスな思いを持たなくていいのです。
