3年ぶりに、四街道市民待望の「夏」が帰ってきます。

開催が決定した「第31回四街道ふるさとまつり」—今年は懐かしくも新しい祭りの楽しみ方を提案します。

テーマは、「原点回帰と多様性」です。

四街道ふるさとまつり
皆が楽しめる夏まつりが帰ってくる

公開 2022/07/08(最終更新 2022/07/07)

編集部 みんみん

編集部 みんみん

編集部所属 編集/ライター、千葉市在住。 コーヒーとハイボールとスポーツ観戦が好きです。 苦手なものは強風。

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原点に返り試みるBON-DANCE

安心・安全を最優先でできることをやっていこうと、晴れて開催の運びとなった四街道ふるさとまつり。

原点は1980(昭和55)年から始まった「町民の夕べ」盆踊り大会。

90(平成2)年に現在の名称へと改め約30年、市民の大切な行事として定着してきました。

ここ数年、感染症の影響により開催が見送られてきましたが、今年は現在の生活様式を理解した上で、新しい姿の「ふるさとまつり」が企画されています。

軸となるのは「盆踊り」。

「新・四街道ふるさと音頭」が流れると皆が自然と一体になるこの空気感はこの町だからこそ。

市民の心と体に染み付いている盆踊りをベースに、祭りの「原点回帰」を目指します。

四街道ふるさとまつり

同音頭や炭坑節などの定番曲に加え、若い年代も参加しやすいダンスチューンもプレイリストに。

さらにダンスの全国大会出場経験を持つ千葉敬愛高校ダンス部が指揮を執り、幅広い層が楽しめる新しい「BON-DANCE」の時間を演出し会場を盛り上げます。

四街道ふるさとまつり
千葉敬愛高校ダンス部の皆さん

皆に優しい視点で 多様性に柔軟さを

他にも障害者用ブースや案内サインを設置し、皆が安心して過ごせるスペースを確保。

市内障害者施設が制作した作品を加工したチャリティーTシャツ(※)も用意し、多くの人が着用することで、祭りの一体感も高まりそうです。

四街道ふるさとまつり
チャリティーTシャツで一体感を

また、「ふるさとまつり彩りプロジェクト」と称し、市民の手描きパネルが祭り会場を彩ります。

パネルは有志の参加者で個別に制作を重ねてきており、当日までに仕上げる30~40枚のパネルは会場を温かく包み込むことでしょう。

毎年パネルを増やし、数年後のふるさとまつりには会場を1周する想定だといいます(都度撤収予定)。

四街道ふるさとまつり
彩りプロジェクトパネル制作風景

四街道ふるさとまつり

「祭りのたびに、自分の町(ふるさと)について考える時間が市民に連鎖するとうれしい」と、市の担当者は話します。

この他、太鼓やよさこい演舞なども予定。

ふるさとの夏を、大切な人と一緒に味わい尽くしましょう。

※収益の一部を障害者施設に寄付

第31回四街道ふるさとまつり
日時/8月20日(土) 午後4時~午後8時30分 ※雨天など21日(日)に順延あり
場所/四街道中央公園
住所/千葉県四街道市鹿渡無番地
問い合わせ/総務部自治振興課
TEL/043-421-6106

\内容やTシャツ詳細はHPで!/
https://www.city.yotsukaido.chiba.jp/miryoku/event/kanko/furusatomaturi2022.html