市川市の「NPO法人みんなのサンタ」が11月から介護事業を始めるのを記念して、9月24日(土)に講演会を開催します。

三好春樹さん(左)と小林敏志さん
三好春樹さん(左)と小林敏志さん

公開 2022/09/15(最終更新 2022/09/15)

すずめ♪

すずめ♪

現在は船橋市民ですが、中学までは市川、その後習志野市民の経験あり。ライター歴四半世紀? 子どもと地元での活動にはまってきました。誰かの幸せにつながる、地域で活動する皆さんを紹介したいと思っています。2022年からペンネームをすずめ♪に変え、近所のすずめと仲良くなるため、日々餌付けに奮闘中。

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誰かの役に立つことが生きがいに

昨年5月にNPO法人となった「NPO法人みんなのサンタ」は、駄菓子屋を開きたい青年と、障害児親子の居場所をつくりたいオーナーの思いがコラボして誕生したコミュニティカフェ「おもちゃ図書館カフェサンタ」が母体。

現在も地域の居場所として進化を続けています。

おもちゃ図書館
おもちゃ図書館は第4土曜日に開催予定
多世代で一緒にご飯
サンタの子ども食堂はみんなの食堂。「多世代で一緒にご飯」はこれからも続きます

 

「おたがいさまの介護〜支援する側される側の幸せを目指して〜」をテーマに開かれる今回の講演会。

サンタの目指す介護への思いを、代表の西宮さんは「私たちが運営する『おもちゃ図書館カフェサンタ』では赤ちゃんから障害のある子どもたち、障害者もお年寄りもどんな方もお迎えしてきました。子ども食堂、ひとり親家庭を応援する食材のパントリーなど活動を広げてきた中で、95歳を筆頭に80歳、76歳のおばあちゃんたちがボランティアとして活躍、皆さんに感謝され、生きがいにつながっている姿を見てきました。サンタの目指す宅幼老所は、この活動の延長線上にあります」と話してくれました。

経験を生かして76歳、80歳、95歳のスタッフがみんなの食堂で大活躍
経験を生かして76歳、80歳、95歳のスタッフがみんなの食堂で大活躍
みんなでトランプ
シニアのオアシスでトランプ
健康マージャン
健康マージャンも

認知症になっても生き生きと暮らす

サンタが柱とする、誰も取りこぼさない介護事業所。準備を進める中で出会ったのが、三好春樹さんと小林敏志さんのお二人です。

生活とリハビリ研究所代表の三好さんは自身の介護体験から、生活の中でのリハビリを通して高齢者の「生きる力を引き出す介護」の話を。

栃木県鹿沼市で介護事業所「はいこんちょ」を運営する小林さんは、体が不自由になっても、認知症になっても、その人らしく生き生きと暮らす「はいこんちょの手作り介護」を紹介してくれます。

講演後はお二人の対談も予定。

福祉関係者だけでなく、誰にとってもこれからの生き方のヒントにつながりそうですね。

地域交流スペース
宅幼老所となったカフェサンタには駄菓子屋&コーヒーマシンを設置。地域交流スペースに生まれ変わります

日時/9月24日(土)午前10時半~午後0時半
会場/山崎製パン総合クリエイションセンター セミナールーム
住所/千葉県市川市市川3-23-27

参加費/1,500円

問い合わせ
TEL/047-322-0350
NPO法人みんなのサンタ 西宮

申し込みはこちらから
https://minnanosanta.peatix.com/