長年、東京ドイツ村で実施されてきた「袖ケ浦市民夏まつり」。
昨年の市制施行30周年をきっかけに、今年は市民参加型の祭りとして大幅にリニューアル。
会場をJR袖ケ浦駅近くに移し、誰もがより気軽に参加できるイベントに!

公開 2022/10/01(最終更新 2022/09/22)

編集部 モティ
編集/ライター。千葉市生まれ、千葉市在住。甘い物とパンと漫画が大好き。土偶を愛でてます。私生活では5歳違いの姉妹育児に奮闘中。★Twitter★ https://twitter.com/NHeRl8rwLT1PRLB
記事一覧へ市民が中心となり新しい祭りを企画
中心となって企画や運営を進めるのは、公募で集まった市民23人で結成される「袖ケ浦ふるさとまつり応援団」。
20~60代と幅広い年齢層の男女が参加し、活発にアイデアを出し合っています。
「アレワイサノサ」という名称もメンバーの発案。
「アレワイサノサ」とは1973(昭和48)年に作られた「袖ケ浦音頭」に登場する掛け声のこと。

かつては地域の催しなどで踊られていた「袖ケ浦音頭」ですが、今では少しマイナーな存在に。
「コロナ禍が続く中、人と人との触れ合いが少なくなっているからこそ、皆さんが一つになって同じことを一緒に行う機会が必要ではないかという思いがありました。そこで、今回の祭りでは『袖ケ浦音頭』を目玉にしました」と事務局の担当者。
事前に応募のあったグループが、近隣公園前通りを踊りながら練り歩き、祭りのフィナーレを飾ります。
そもそも、「アレワイサノサ」は、江戸時代に日本橋から京都に向かう大名行列が自分たちを鼓舞するために使っていた掛け声。
祭りの名前には「袖ケ浦を元気に」という思いも込められています。
音楽やグルメ、ワークショップと大充実
近隣公園前通りでは市内の神輿が練り歩く他、迫力のストリートパフォーマンスの披露も。
加えて、駅前の拠点広場には市内の飲食店による屋台がズラリ。
ミュージックブースも設け、音楽を楽しみながらグルメが堪能できます。
さらに近隣公園では「人から人、過去から未来をつなぐ」をテーマに親子三代で楽しめるワークショップやSDGsに取り組む企業のブース展示などを実施。
一日楽しめる盛りだくさんの内容です。
袖ケ浦市が市民と一緒にイベントを作り上げるのは初の試み。
市民のアイデアがふんだんに盛り込まれた新しい夏祭りは、地域への愛着や世代を超えたつながりが生まれる場として、袖ケ浦の新たな財産になることでしょう。
午前11時30分~午後8時
会場/袖ケ浦駅海側地区近隣公園、同公園前通り、袖ケ浦駅北口拠点広場

問い合わせ
TEL/0438-62-3465
袖ケ浦ふるさとまつり実行委員会事務局(袖ケ浦市商工観光課内)
※新型コロナウイルス感染症対策を講じた上での開催を予定していますが、今後の感染状況等により、中止または変更となる場合があります。
タイムスケジュールは特設サイトをチェック
HP/https://www.city.sodegaura.lg.jp/site/sodefes/