北松戸駅から徒歩12分の所にあるのは、古民家のイベントスペース「隠居家」。

そこで開かれている「はなしまみんなでごはん」は、みんなの笑顔がつながるの子ども食堂です。

公開 2022/11/14(最終更新 2022/11/11)

ちいき新聞ライター

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子どもから大人まで安心できる場所を

「はなしまみんなでごはん」は住宅街にたたずむ、温かみあふれる古民家が目印の子ども食堂です。

門をくぐると奇麗に整えられた庭園とその正面に隠居家が見えてきます。

代表の石井さんが空き家となった実家を何か活用できないかと、地域の交流の場としてイベントスペース「隠居家」を始めました。

コロナ禍以前、「はなしまみんなでごはん」ではカレーやちらし寿司などをみんなで一緒に食べる団らんの場でした。

現在は事前予約制でお弁当を配付しています。

石井さんは「『子ども食堂』というと貧困のイメージがあるけど、子ども同士や親子など交流の場になってほしい。子どもたちが楽しそうにしていたり、ここで友達ができたりするとうれしい」と優しい笑顔で話します。

大人も子どもも一緒に楽しむ
大人も子どもも一緒に楽しむ

折り紙や手芸をして遊ぼう

子ども食堂と共に開催されている「クラフトひろば」は、子どもから大人まで自由に参加できるイベントで、手芸や工作を楽しんだり、ハロウィーンの仮装をしたりと季節を感じることができます。

取材当日は「ちくちく手縫いくらぶ」でシュシュ作り、「おりがみくらぶ」ではハロウィーンのカボチャおばけ作りを行いました。

10月のクラフトひろばはハロウィーンの仮装で
10月のクラフトひろばはハロウィーンの仮装で
みんなで折り紙を楽しみます
ハロウィーンのカボチャおばけ作り

また、建物の外では不要になった物や手作りのシュシュなどのテイクフリーコーナー「0円ショップ」も。

人にも環境にも優しい取り組みです。

敬老の日に作った、かめタワー
敬老の日に作った、かめタワー

古民家の空間で長机を囲んでみんなで折り紙を楽しみながら過ごす様子は古き良き日本を体現しているような大家族の温かい光景そのものです。

(取材・執筆/ぽみぽみ)

はなしまみんなでごはん
日時/毎月第3月曜日午後4時~午後6時 ※事前予約制
料金/小学生~高校生100円、大人300円

クラフトひろば
日時/毎月第3月曜日午前10時~午後5時半
料金/無料

問い合わせ
住所/千葉県松戸市南花島中町196
メール/inkyoya8@gmail.com