10月に野田市で新しく、インクルーシブの理念を取入れた施設「のだしこども館 supported by kikkoman」がオープンしました。
外の遊び場は遊具がメインで、室内もさまざまな部屋があり、乳幼児から高校生まで楽しめる施設です。
公開 2022/12/15(最終更新 2022/12/12)

外の遊び場は動きやすい空間を実現
のだしこども館supported by kikkoman(児童センター)は「子育て支援や地域交流の拠点となる楽しく遊びながら学ぶことができる魅力ある施設」として10月1日にオープンしました。

遊び場は誰も排除しない社会を目指す考え方「インクルーシブ」の概念により、みんなで一緒に遊べることを目指しています。
遊具全体が基本的に広めの作りになっていて、空間も多めに取ってあることも特徴です。
大人も子どもに寄り添いやすいと好評です。
室内施設も充実のラインナップ
室内の施設で注目は1階の調理コーナー。
ここはグループで料理ができる場所。
例えば友達同士でクッキーを作りたいときに、誰かの家ではなく施設を使うことができます。
音楽スタジオには防音ルームが2部屋あり、そのうち1室はドラムセットが入っているのでバンド練習も可能。
また、吹奏楽の練習に活用している学生も。

2階には乳幼児が遊ぶ部屋、パソコンを使うことができるコーナーや図書コーナーがあります。
図書コーナーはセンター長・坂巻さんのおすすめです。
ここに置かれている本は興風図書館の司書が選書しており、魅力的な絵本や図鑑、人気の漫画がたくさん集まっています。
土日などはお父さんも一緒に夢中になって漫画を読んでいる姿も見られるのだとか。
本棚にはまだ余裕があるので、設置しているリクエストBOXで子どもたちのリクエストを募集し、少しずつ本を追加していく予定です。

坂巻さんは、「こども館をさまざまな人に活用してもらい、自分の楽しみを見つけていただきたい」と話します。
新たな楽しみを見つける冒険を、のだしこども館で体感してみては。
(取材・執筆/おーた)
のだしこども館 supported by kikkoman
住所/千葉県野田市清水1122-1
問い合わせ/04-7189-7961
ホームページ/https://www.comaam.jp/nodashikodomokan/