プログラミングが大好きな仲間と学び得てきた力を子どもたちが伸び伸びと発揮する「CoderDojoプレゼンテーションデイ」が11月6日に千葉工業大学で開催されました。
子どもたちの熱い視線が印象深い一日でした。

公開 2022/12/17(最終更新 2022/12/16)

プログラミング学習3年ぶりの発表の場
「CoderDojo」(以下、道場)とは、プログラミングの学びを通した交流を目的に、ボランティアベースで形成された地域コミュニティーです。
2011年にアイルランドで発祥。
日本では全国に215以上、全世界には112カ国、2000以上の道場があり、7~17歳の子どもたちがプログラミングに熱中しています。
今回開催の「プレゼンテーションデイ」は、千葉県内の各道場に参加している子どもたちが作品を発表する時間を中心に、各ワークショップなどを通してプログラミングやICT(情報通信技術)ツールを知ることができる体験の場所として2016年から年に1回開催されてきましたが、ここ数年はコロナの影響で中止に。
今回は3年ぶりとなり、たくさんの子どもたちの熱気に満ちあふれました。

体験型ブース楽しみ 発表に耳傾ける時間
この日の午前中は、子どもたちの興味をそそるさまざまなワークショップが開催。
「動く的当てゲーム」のブースでは、的となるキューブ型ロボットの動きをプログラミングして、的に当たった時に出る音や動きなどを変えられるオリジナルゲームを制作。
ロボットアーム体験のブースでは、アームを動かし箱に用意されたお菓子をつかむゲームにチャレンジ。

プログラミング上の動きは完璧であっても思うように物をつかめないこともあり、このようなトライ&エラーを繰り返すことも学びの一つになります。
続く午後の部は、県内各道場の子どもたちによる制作物の発表。
○×クイズやタイピングゲームなど、工夫が凝らされたプログラミングに参加者からも熱い質問が投げられます。
また今回は、2017年の春に中・高生たちで結成・設立され、ロボットの世界大会に2年連続で出場しているNPO法人サクラテンペスタも登壇。

主催者の一人であるCoderDojo 若葉みつわ台の留守敦さんは、「子どもたちのモチベーション維持のためにも定期的に体験や発表の場を設けたい」と熱く語ります。
次回は、神田外語大学(千葉市美浜区若葉1の4の1)で2023年5月ごろに開催。
詳細は問い合わせを。
問い合わせ
TEL/043-290-1118
CoderDojo 若葉みつわ台
代表 留守 敦
メール/wakabaooclub@gmail.com
主催/CoderDojo 若葉みつわ台、船橋プログラミング部、NPO法人サクラテンペスタ
共催/NPO 法人若葉まるまる部( 千葉県内有志Dojo)、PCN幕張
後援/千葉市教育委員会、習志野市教育委員会、船橋市教育委員会
協力/千葉工業大学、千葉工業大学未来ロボット技術研究センター、千葉工業大学総合工学研究会