「風鈴堂 君津本店」は、千葉県君津市にある話題のパワースポット「亀岩の洞窟」「濃溝(のうみぞ)の滝」横にある人気の喫茶店です。
2023年4月、風鈴堂のジェラート専門店「里山のジェラテリア 風鈴堂」が君津市糸川にオープンしました。
自然豊かな場所に立つおしゃれなお店で、地元食材を使った絶品ジェラートが食べられると口コミ人気急上昇中の「里山のジェラテリア 風鈴堂」を、早速調査してきました!
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公開 2023/06/18(最終更新 2023/12/26)

花
48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/
記事一覧へイートインOK!ドライブやツーリングの休憩にもぴったり
君津市と鴨川市をつなぐ県道92号、通称「房総スカイライン」は、雄大な景色が満喫できる、ドライブやツーリングに大人気の道。
「里山のジェラテリア 風鈴堂」は、この房総スカイライン沿いにあります。
抜けるような青空の日、私もバイクで向かうことにしました。
君津市街から鴨川方面にのんびり走っていると、糸川の信号を過ぎたあたりに「里山のジェラテリア 風鈴堂」の看板が見えてきました!
入り口のデザインめっちゃおしゃれ!
早速店内に入ってみます。
お店の中もかわいい~。
まるでおしゃれなカフェのようです。

外のドア周りと店内の壁画は、書家・馬場貴海賀さんが手がけたもの。
馬場さんは現在屋久島にお住まいですが、以前君津で仕事をした際に風鈴堂のオーナーさんと知り合い、その縁から制作を依頼されたそうです。
ジェラートは11席ある店内のイートインスペースや、外のテーブル席で食べられます。
ドライブやツーリングの休憩にぴったりですね。
千葉県のコンテストで受賞!パティシエが作る絶品ご当地ジェラート
それではいよいよジェラートを注文します。
まずは入り口の券売機でチケットを購入。
ジェラートには「ノーマル」と「プレミアム」があるので、そのどちらにするのかと、ダブルかシングルかを選びます。
ノーマルとプレミアムのダブル、というチョイスもOKです。
この日のメニューは「きみつミルク」「千葉ぴーなっつ」「抹茶入り玄米茶」「はちみつレモン」「大吟醸」など11種類のノーマルフレーバーに、プレミアムフレーバーの「いちごのミルフィーユ」。
提供されるフレーバーは季節ごとに変わるのだそう。
やだ…これ全制覇しないといけないやつじゃないですか。
スタッフの石井さんに各フレーバーの特徴をお尋ねしました。
「ジェラートは専属パティシエが、できるだけ地元や千葉の原料を使い作っています。牛乳は風鈴堂本店で1日1,000個売れるきみつソフトと同じ富津産。はちみつレモンのレモンは鴨川産、はちみつは君津産です。珍しいカラスザンショウの花のみつで、スパイシーな味わいが特徴なんですよ。お茶は袖ケ浦産、大吟醸は富津市の和倉酒造さんの大吟醸の酒かすを使用しています。ノンアルコールですので、お子さんやドライバーさんでもお召し上がりいただけます。今が旬のイチゴは君津産です。落花生は木更津の老舗落花生専門店「山津屋」さんで仕入れた、千葉県を代表する優良品種「千葉半立」を皮ごと使用しています」
ノーマルのダブルに決めてはいるのですが、あ~!どれも魅力的で選びきれない!
石井さん!おすすめフレーバーを教えてください。
「もちろんどれもおすすめです。でも、強いて言うなら『千葉ぴーなっつ』は県の『食の千葉の逸品を発掘2023』で銅賞をいただきましたので、1つはそちらをいかがでしょう」
『食の千葉の逸品を発掘』とは、ちばの「食」産業連絡協議会と県が、県産の食材を主な原料とする加工食品の中から、魅力的な逸品を発掘するために2012年から行っているコンテスト。
「千葉ぴーなっつ」は、落花生とミルクの味と香りのバランスの良さ、滑らかな食感が評価され、全56品の中から銅賞に選ばれたんです!
では、「千葉ぴーなっつ」と「抹茶入り玄米茶」でお願いします!
すると石井さんはスパチュラでジェラートを手際よく練りはじめました。
なぜですか?
「7℃~8℃が、舌に当たるときに一番ジェラートの風味や甘みを感じられる温度なんです。ジェラートは氷点下で保存していますので、そのままだと冷たすぎて風味が分からないんですね。練ることで食べごろの温度とやわらかさになり、作りたての状態に近づけることができるんです」
と、お話を伺っているうちに、千葉ぴーなっつと抹茶入り玄米茶のジェラートが完成!

あっ、おいしー!
落花生の風味がめちゃめちゃ濃厚。
薄皮ごと使っているので甘さの中にもかすかな苦みもあり、それが味わいにコクを加えてくれています。
抹茶+玄米茶って初めて食べましたが、両方のフレーバーが引き立て合っています。
濃厚な千葉ぴーなっつと、さっぱりした抹茶入り玄米茶の相性も抜群!
この組み合わせをチョイスした1分前の自分をほめてあげたい。

来店できない方には通販もあり!
風鈴堂本店にはかねてより「きみつソフトを持ち帰りたい」という要望が多く寄せられていました。
しかし持ち帰り用に加工したソフトクリームでは、きみつソフトの滑らかさや口当たりまでは再現できません。
そこで2022年、風鈴堂は自宅でも出来たての味が再現できるジェラートの工房を立ち上げ、クラウドファンディングでカップジェラートの販売を開始しました。
「里山のジェラテリア 風鈴堂」は、通信販売や店舗販売のみだったカップジェラートを、出来たての状態で提供したいと立ち上げられた工場直売のお店なのです。

風鈴堂のカップジェラートは、現在も店舗や通販で購入できます。
カップジェラートを自宅で食べる時もスプーンでよく練ってから食べると、店舗と同じ味わいで楽しめるのだそう。
「アイスクリームは冷凍食品のため賞味期限はありません。しかし風鈴堂の店舗で提供しているジェラートは、風味が損なわれない約1カ月のうちに消費するようにしています」と石井さん。
地元の食材をふんだんに使った、ぜいたくなご当地ジェラート。
通販でももちろんおいしくいただけますが、機会があればぜひ現地に足を延ばし、里山の風景と共に味わってもらいたい逸品です。
さて、絶品ジェラートで元気をチャージした私は
お店から約7.4キロの場所にある「九十九谷展望公園」や
さらにそこから23キロほど走り、風鈴堂本店のある「濃溝の滝」「亀岩の洞窟」に足を延ばしてきました!
どちらも「里山のジェラテリア 風鈴堂」からそう遠くない場所にあり、広大な千葉の自然を満喫できるおすすめスポットです!
機会があれば風鈴堂のジェラートと共に、ぜひ千葉の自然を体験してくださいね!
住所/千葉県君津市糸川1619-4
営業時間/10時~18時 ※変更の可能性あり
定休日/火曜日
駐車場/あり 無料
ホームページ/http://www.furindou.com/index.html(君津本店)
Instagram/@gelateria_fuurindou
Twitter/@gelato_fuurindo