「デイサービス利用」=「老い」ではありません。体が元気なうちにこれからの健康に備えることは、未来の自分を支える賢い選択です。

教えてくれたのは…

野口貴功さん
株式会社オアシス 代表取締役

公開 2026/08/05(最終更新 2026/08/05)

編集部

編集部

千葉・埼玉県在住の編集メンバーが、地域に密着して取材・執筆・編集しています。明日が楽しくなる“千葉・茨城情報”をお届けします!!

記事一覧へ

健康維持のための施設活用法

デイサービスには、一般的な生活支援から認知症ケア、リハビリ特化型まで利用者の状態に応じてさまざまな施設がありますが、「自分の体の状態と暮らしに合うか」を基準に早めに動くことが大切です。

ここでは、「自宅で自分の事は自分でできる状態の人が、将来の重度化を防ぎ自立した生活を長く続けることを目的にデイサービスを活用するポイントをお話しします。

体の状態と目的で選ぶ2タイプ

「デイサービス」は、日帰りで施設に通い、機能訓練(リハビリ)やレクリエーションを通じて身体機能の維持・向上や社会参加を目指すサービス。大きく分けて「一日(6〜8時間)」と「半日(3〜4時間)」の2つのパターンから、体の状態や目的に合わせて選ぶことができます。

一日型は、入浴、昼食、レクリエーション、機能訓練などのプログラムを通し、生活リズムを整えたい人や、家族の介護負担を軽減したい人に向いています。

半日型には入浴や昼食は含まれないことが多く、体操や専門的なリハビリ・マシンなどを通して日常生活の動作を維持することを目的としています。特に、「日常生活の維持」という目的で気軽に利用できる半日型も少しずつ増加。

午前か午後といった短時間型で、ヨガや口腔体操(唇や舌、口周りの筋肉を動かすことで、かむ力や飲み込む力、滑舌を維持・向上させるトレーニング)、ショッピングリハビリ(買い物を楽しみながら歩行距離を伸ばすリハビリテーション)など、健康を維持するプログラムを行っています。

口腔体操で「発声」「嚥下(えんげ)」「そしゃく」機能をトレーニング
買い物を通じて歩行距離が伸び、自信が回復するショッピングリハビリ

元気なうちから楽しく対策を

個々の「介護度(要介護度)」によって通う回数も変わってきます。元気なうちから通うことで機能低下の予防につながるため、年齢や状態に応じて早めに見学しておくことをお勧めします。

見学は複数回足を運んで比較するのがポイント。短時間で凝縮したプログラムが合うのか、ゆったり型が合うのか、実際の雰囲気を体感してみて。気になる点は具体的に質問し、家族で話し合ってから決めると安心です。デイサービスは「場」としての魅力と「暮らしを支える機能」の両方を持っています。自分らしく過ごせる場所を、早めに見つけておきましょう。

仲間と体操をする時間でリフレッシュも!