⼤人世代は「やり過ぎない」が上品。今の自分にもっと似合う、そんなメイクに変えてみませんか?
教えてくれたのは…

| 講師 ユキノさん (介護美容研究所 プロスクール卒業生) |
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| 「全世代が美容の力で前向きになれる」。ケアビューティスト(高齢者を中心に美容施術や美容レクを行う)と美容部員の経験を生かし、メイクレッスン講師として活躍中。 |
※介護美容とは、美容の力で高齢者の心身をケアし、生活の質(QOL)向上を目指す取り組みです。
公開 2026/08/05(最終更新 2026/08/06)
シニアメイクの考え方~「健康的で幸せそうに見せる」~
若作りではなく、元気で明るい印象を目指しましょう。続けられるよう、アイテム数は最低限でOK!「多幸感(幸せそうな雰囲気)」を演出することがポイントです。

スキンケア・ベースメイク
土台は保湿が最優先。導入化粧水で肌を柔らかくし、その後の浸透を良くするとGood!オールインワン美容液なら時短にもなります。肌が潤うとファンデーションも薄付きで自然に仕上がりますよ。
ファンデーションは、下地・パウダー不要のクッションファンデがおすすめ。スポンジでトントンとなじませて。厚塗りせず、カバーしたい部分から塗っていきましょう。目の下は上を向いて塗ると塗りやすいです。量が多いと粉っぽく見えるので、薄付きを意識して。
コントロールカラー
目の下の三角ゾーンだけ明るくするイメージで、顔全体ではなく部分遣いで十分です。顔色が明るくなって疲れて見えにくく、印象がぐっと若々しくなります。

チーク
シニアは「目の下チーク」を意識して。黒目の下あたりから入れて、真横〜やや上方向へ広げましょう。色味はピンクよりコーラル系がおすすめで、血色感のある色なら失敗しにくいです。ツヤ感を出すためにパウダーよりクリームやリキッドタイプがいいでしょう。


アイシャドー
暖色系がおすすめ(ベージュやコーラルなど血色感のある色)。白いベースカラーは腫れぼったく見えることがあります。塗った境目を指やスポンジでぼかしましょう。なじませることがメイク上手に見えるコツです!
アイライン
苦手でなければぜひ使いたいのがビューラー。まつげが少し上がるだけで印象が変わります。
アイラインは「線を描く」より「まつげを増やす」イメージで。ポイントは、「上からではなく下から描く」 「まつげの隙間を埋めるように入れる」 。難しい場合は濃いブラウンのアイシャドーを目尻に入れるだけでもOK。写真写りがグッと変わりますよ。

眉
(STEP1)眉山を決める
目を上げた時にできるシワの位置が目安
(STEP2)眉尻を決める
小鼻と目尻を結んだ延長線。眉頭より下げない
(STEP3)眉山と眉尻をつなぐ
直線ではなく緩やかなカーブ で
(STEP4)黒目内側あたりから眉尻へつなぐ
(STEP5)毛流れに沿って埋める

強い印象に見えるので眉頭は濃くしないように気を付けて。色は真っ黒よりグレーやグレージュがおすすめです。

リップ
コーラルや赤みのある色を。塗り方は唇の中心から外へ、上唇だけ少しオーバーに描くようにしてみましょう。唇に厚みが出て元気で若々しい印象になります。
ハイライト
特別なお出かけの日だけでもOKです。場所は鼻筋や目頭、頰の高い位置に点で置く感じに。ツヤが出て華やかさがアップします。
メイク完成後のポイント
洋服を着てからチークを足すとバランスが良いです。アクセサリー(イヤリング・ネックレス)も顔周りを明るく見せる重要な要素!


薄付きファンデとハイライトの効果で、肌に透明感が出て血色が良くなりました!目も表情豊かにくっきり、口紅も肌なじみが良く華やかです。何よりS.K.さんの笑顔が印象的ですね。
今回は手持ちのメイク道具で再現できるテクニックを教えてもらいましたが、ご自身の好みで、できることをポイントで取り入れてみるでもOK。無理せず、楽しくが一番です!
講師ユキノさんよりメッセージ
シニアメイクは、「若く⾒せる」ためではなく、気持ちが明るくなる、人に会いたくなる、外出したくなる、⾃分を⼤切にしたくなる…そんな心の元気にもつながると感じています。 介護美容を学んで感じたこと、それは「美容には⾒た⽬を整えるだけではなく『気持ちを前向きにする⼒』がある」。今後も美容やメイクを通して、シニアの方もご⾃身のことをもっと好きになり、毎⽇が少し楽しみになるようなきっかけを提供していきたいと思っています!

(取材協力)
株式会社ミライプロジェクト 介護美容研究所
https://academybc.jp/