全国展開するイタリアンレストランチェーン「サイゼリヤ」。その発祥の地が本八幡駅の近くにあります。

公開 2026/08/29(最終更新 2026/08/17)

ちいき新聞ライター

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今も変わらない、おなじみ緑の看板

JR本八幡駅北口より徒歩2分、「八幡一番街」と呼ばれる飲食店などが並んだ商店街を進むと、「サイゼリヤ1号店、教育記念館保存目的」と書かれた大きな緑色の案内板が見えてきます。

サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店
おなじみ緑の看板。建物の2階が記念館になっている

見上げると見慣れたサイゼリヤの看板が。

階段を上っていくと、そこには今は営業されていない「サイゼリヤ1号店」が営業当時の姿のまま残されています。

サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店
急な階段を上ると入り口が見える
サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店
階段脇には昔を伝える懐かしい写真

この場所こそがサイゼリヤ発祥の地、創業者の正垣泰彦会長が大学在学中の1967年にオープンさせた「サイゼリヤ1号店」なのです。

2階に上がる階段や十数坪ほどの店内には、サイゼリヤの歴史を伝える数々の写真や年表、記念品などが飾られ、机の上には創業以来のメニュー表が。

厨房には、営業当時に使われていた大きなフライパンやボウル、鍋などの調理道具を見ることができ、いすやテーブルなどからは昭和レトロな雰囲気が感じられます。

サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店
サイゼリヤの歴史が詰まった館内
サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店

再開発に伴い、取り壊しが決定

1号店は2000年に閉店しましたが、正垣会長を慕う近隣の経営者らが集まり、お金を出し合って保存、学びの場として再出発しました。

サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店
サイゼリヤの歴史を現在に伝える 閉館が迫るサイゼリヤ1号店

最初は関係者のみ見学を受け入れていましたが、常連客の要望により、2011年からはイベント時などに限定して一般にも公開。※通常は一般公開していません

これまでの見学者は数千人を上回るとか。

現在は千葉県中小企業家同友会の有志により管理されています。

しかし、本八幡北口地区では再開発事業が計画されており、数年内には取り壊され、ビルが建設される予定。

お店はなくなっても、何らかの形でお店の様子を伝えることができるようにしていきたいと検討中だそうです。

(取材・執筆/日々)