TRC八千代中央図書館のおはなし会をはじめ、学校、地域のイベントでも引っ張りだこの「雲母(きらら)さん」こと住吉良子さん。
そんな雲母さんを知るため、おはなし会を訪ねてみました。

公開 2021/09/02(最終更新 2021/09/01)

親子でうっとり 人気のおはなし会
TRC八千代中央図書館主催の「きららさんのおはなし会」が開催されたこの日、大きな荷物を持って現れた雲母さん。
この大きな荷物の正体は手作りの人形や紙芝居にたくさんの絵本です。
「当日遊びに来てくれる子どもたちの年齢や、その時の雰囲気で内容を決めるので、いつもこのくらい持ってきますよ」と笑顔で語ります。
2015年の当館設立当初から開催しているという雲母さんのおはなし会は、親子共に楽しめる内容で毎回満員御礼の人気ぶり。
「おはなし会での雲母さんの声が図書館の中で聞こえると、私たち職員も思わずのぞいたりします。本当に楽しいですよ」と副館長の池田さんも絶賛。
絵本以外はほぼ手作りというオリジナリティーあふれたおはなしに加えて、声優のようなトーンで語り掛ける声に、思わず子どもも大人もうっとり。

雲母さんの手遊びをまねしながら踊っている2歳の女の子も「たのちい(楽しい)」と一言。
「毎回来てくれる子もいますし、幼稚園入園と同時に巣立っていく子どもたちの成長を見るのも楽しいですね」と語ります。
本格的に学んだ人形劇も大人気
現在は八千代市内の小学校や子育て支援センターでも読み聞かせをしている雲母さんには、もう一つの顔が。
それ人形劇の操演者。
学生時代に人形劇と出合い、本格的に学ぶため養成所にも通い、17年前に「ひとり人形芝居雲母」を発足。
自作の人形を全て一人で操り「人形読み語りライブ」や「人形昔ばなし」などの公演も行ってきました。
TRC八千代図書館とオーエンス八千代市民ギャラリーの年に1度の合同イベントの「施設まつり」でも毎年披露されており、人形劇を楽しみに訪れる人もいるそうです。

「おかげさまでいろいろな場所で声を掛けていただくようになり、うれしい限りです。以前は大人向けのおはなし会もしておりましたので、また復活したいですね」と意欲も語ります。
マルチに活動を続ける雲母さん、今日も相棒である手作りカエルの「ミント」と共にどこかでおはなし会を開いているかもしれません。(取材・執筆/しゃん)
TRC八千代中央図書でのおはなし会
日時/ 毎月第1・3水曜日
・午前10時半~午前10時45分
きららさんの赤ちゃんと楽しむおはなし会(0~1歳)
・午前11時~午前11時15分
きららさんの親子で楽しむおはなし会(2~3歳)
雲母(きらら)さん
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