酒々井町はオリンピックやパラリンピックを目指す優秀な選手の育成と、町民のスポーツに取り組む機運の醸成を図るために、補助金を支給する制度を発足させました。
今回5人を選定、選手たちの夢を支えます。

公開 2021/09/26(最終更新 2023/02/03)

ソバ
大手新聞社の記者を続け、定年延長も終わったので、地域の話題を取材したいと、地域新聞様にお世話になっています。明るく、楽しく、為になる話題を少しでも分りやすく紹介したいとネタ探しの日々です。子どもの頃から麺類が好きなのでペンネームにしました。
記事一覧へ補助金制度を未来選手の励みに
この事業が開始された本年度は、町内在住の小・中・高校生、または小学校から高校までの一定期間、町内に在住した高校・大学生の中で、2018年度から20年度に行われた全国レベル以上の大会で、入賞以上の成績を収めた選手が対象。
21年度から3年間に補助金が交付されます。
活躍した5人を指定 フィギュアや陸上競技
酒々井町教育委員会の選定委員会で応募者を審査し、「育成選手」に選ばれたのは、次の5人。
吉岡詩果さん(山梨学院大1年)。
植草学園大学付属高校在学中、第46回東日本フィギュアスケート選手権大会の女子シングルで2位。
眞々田洸大さん(早稲田大1年)。
成田高校在学中、全国高等学校陸上競技大会2020の男子400mで、6位の記録を持つ。
オボルディ衣乃帆さん(成田高1年)は、JOCジュニアオリンピックカップ全国中学生陸上競技大会2020の女子砲丸投げで、5位。

梅澤李心さん(成田高1年)は、同全国中学生陸上競技大会2020の女子100mハードルで4位。

前田拓輝さん(酒々井中2年)は、第66回全日本中学生通信陸上競技大会の男子1年100mで1位の成績を収めました。
5月27日の指定証授与式では、吉岡さんが選手を代表してあいさつし、「育成選手の名に恥じぬよう、頑張っていきたい」と決意を表明しました。
オボルディさんと梅澤さんは、共に酒々井中学校時代から陸上競技で活躍。
成田高校に進学し、陸上競技部に所属、練習に汗を流しています。
二人の夢はオリンピック出場。
オボルディさんは「指定は名誉なことです。練習に励んで、記録を伸ばしたい」と、現在精力的に練習に取り組みます。
梅澤さんも「100mハードルは体力が必要。後半も速度が落ちないように体力作りをしています」と語ります。
選手たちの未来の活躍が楽しみです。