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将棋の全国大会「中学生王将戦」優勝 !おめでとう、北原優さん(船橋市在住)

2017(平成29)年、小学3年生の時に第16回全国小学生倉敷王将戦低学年の部で優勝した北原優さん(船橋市在住)、その後もスランプなどを乗り越えつつ、今年7月29日に全国大会「中学生王将戦」で見事優勝に輝きました。

中学生王将戦優勝 北原優さん

長いスランプで苦しんだ時期も

小学3年生の時の全国小学生倉敷王将戦低学年の部優勝に続き、同年に将棋日本シリーズテーブルマークこども大会(以下TM)低学年の部でも優勝。

低学年二冠王となった北原優さんですが、そこからの道のりは決して平坦ではありませんでした。

翌18年の小学生名人戦では予選で敗退。

ここから長いスランプが始まりました。

「高学年の将棋」へのシフトがその壁だったのです。

「低学年の将棋は、無理な攻め方でもなんとかなったのですが、高学年となるとそうはいかなくなった。レベルが全然違った」と優さん。

このスランプを抜け出すため、そしてさらにレベルアップを狙うため、両国将棋塾に入門し勉強を重ねました。

そのかいあり、19年11月に幕張メッセで行われたTM東京大会高学年の部で優勝。

「2年前、ここ(メッセ)で低学年二冠王になった時の感覚が戻ってきました」と、復調を実感した優さん。

その後も小学生名人を目指し、数々の大会に出場。

こども大会36連勝を記録したが、小学生名人戦千葉県予選で準決勝敗退、小学生名人の夢はついえてしまいました。

中学生王将戦優勝 北原優さん
テーブルマーク東京大会で(写真提供:将棋日本シリーズ総合事務局)

盤駒をしまい中学受験にシフト

この頃の優さんについて父親の久さんは「小学生名人への夢が断たれ、このまま将棋をやめても仕方がないと親も思っていました」と語ります。

気持ちを切り替え、優さんは小学5年生の2月に完全に盤駒をしまい、中学受験に向けて舵を切った。

「受験用の勉強を全くしてこなかったので、初めは過去問を解いて、これは無理だなと思いました」と話す優さん。

受験塾・龍馬進学研究会に入塾し、将棋で培ってきた集中力を発揮して勉強に没頭したそう。

ちょうどコロナ禍で、学校も休校、将棋の大会もすべてなくなっていたこともくしくも優さんにとっては追い風でした。

そして1年後、晴れて第一志望の中学に合格しました。

合格から1カ月後、「暇だから何かしようと思った時に浮かんだのがやっぱり将棋だった」ことから将棋を再開。

とはいえ新しい環境になることもあり、様子を見つつではありましたが少しずつ研究会にも足を運び、7月29日の中学生王将戦に挑戦、優勝しました。

中学生王将戦優勝 北原優さん

中学受験を通して、「将棋以外に得意なものが見つかってうれしかった」と話す優さんの今後の目標は「中学生で奨励会に入り、高校生でプロになる」。

「将棋しか知らない人間になりたくない」という思いで、将棋と勉学の二本柱で、固い決意で厳しい道を突き進んでいきます。

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この記事を書いた人

編集部 橋本いくら

編集部所属 編集/記者。愛媛県出身。千葉の食べ物で一番好きなのはさんが焼き。完全に文化系のサブカル脳で生きてきましたが『リングフィットアドベンチャー』によって最近は筋トレに少しだけハマり中。でもツイッターが一番性に合います。★Twitter★@chiiki_ikura

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