守谷市初のサテライトオフィスを開所した「ITC守谷(International Telework Communications)」がウェブセミナーを開催します。

【茨城県】守谷市をテレワークの拠点に「地域で緩く繋がろう」ウェブセミナー開催
セミナーの様子(コロナ禍以前)

公開 2022/02/08(最終更新 2022/02/02)

ちいき新聞ライター

ちいき新聞ライター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

記事一覧へ

子育てしながら働き続けるために

【茨城県】守谷市をテレワークの拠点に「地域で緩く繋がろう」ウェブセミナー開催
代表の宮下嘉代子さん(右から4番目)と、桜田陽子さん(右から2番目)他、活動メンバーの皆さん

ボランティア団体として運営する「ITC守谷」。

中心メンバーの一人、桜田陽子さんは小学生2人の子育てをしながらほぼ毎日テレワークで、都内の企業に勤務しています。

通勤時間がかからないテレワークを活用することが、子育てと仕事を両立するには便利な働き方だと桜田さんは考えています。

自身の育休中に、名前ではなく「○○ちゃんのママ」と呼ばれ、子ども中心になることにさびしさを感じていました。

子育ても仕事も大事にする自分でありたいと、同じ志を持つ宮下嘉代子さんが始めたボランティア団体に参加。

自宅で仕事がしづらい人に提供するサテライトオフィス「ITC守谷」を市内に確保しました(現在はコロナ禍のため利用を制限中)。

【茨城県】守谷市をテレワークの拠点に「地域で緩く繋がろう」ウェブセミナー開催
サテライトオフィス

守谷市をテレワークの拠点に

復職やテレワークを希望する人を応援するため、ITC守谷は参加無料のウェブセミナーを開催しています。

仕事や子育ての情報交換を行うとともに、地域に根差したコミュニティづくりを目指します。

守谷市は都心部と程良い距離にあり、テレワークの拠点に適しているといいます。

メンバーの山崎紀世さんは「地域のみんなで協力して助け合えば、テレワークなども活用しながら仕事と子育てを両立できる」と、セミナーへの参加を呼び掛けます。

復職に不安があった倉持瞳さんはITC守谷の趣旨に賛同し、セミナーに参加。

「大切なことは一歩踏み出すことだという言葉が一番印象に残っています。自分の可能な時間、力量から始めてよいのだと言ってもらえて安心しました」と復職当時を振り返ります。(取材・執筆/房)

【茨城県】守谷市をテレワークの拠点に「地域で緩く繋がろう」ウェブセミナー開催
サテライトオフィスにある休憩スペース

ウェブセミナー「地域で緩く繋がろう」

□ 2022/2/19(土) 9:00-9:50
育休明けママ 職場復帰に向けて ~保育所入所準備、仕事と子育てと家事の両立~

□ 2022/3/19(土) 9:00-9:50
中学受験を振り返る ~いつから準備?、塾や志望校選びは?~


申し込み、問い合わせはHPから

HP/https://itc-moriya.com/note/ ITC守谷