東葛地域の出版社や書店、私設図書館、作家などのいわゆる「本好き」が結集し、本の文化と地元を盛り上げるべく「文化活動体」を結成しました。

公開 2026/05/14(最終更新 2026/05/12)

ちいき新聞ライター

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江戸時代の「連」にちなんだ集い

元々、東葛地域とは船橋、市川、松戸、野田、柏、流山、我孫子、鎌ケ谷、浦安を指します。

「東葛地域には近年、一人で良書を作っている出版社、独自のセレクトが光る小さな本屋、親しみやすい私設図書館などが増えてきました。東葛本好き連は、そんな本の書き手・作り手・売り手・貸し手など『本好き』な人たちが集まって、本文化を通じてまちを活気づけたいと、2024年12月に発足した団体です」

そう話すのは、2023年に松戸市に「本屋BREAD & ROSES」を開店した鈴木祥司さん。

鈴木さんが呼びかけ、出版社や書店、文芸サークルなど幅広くネットワークを形成。

昨年は松戸市と流山市で、計3回のブックイベントを開催しました。

昨年12月、森のホール21で開催したブックフェスin松戸の様子

参加メンバーの活動をフリペで紹介

「単発イベントで終わらせたくないし、イベント開催だけの団体にもしたくない。そこで、本と生活についてつづるフリーペーパー『本のあるくらし』も発行しました。これからも、緩く自分たちらしく活動していきたいです」と運営委員の皆さん。

本好きが集まって地域を本で活性化 本で人とまちをつなげる「東葛本好き連」
「東葛本好き連」の運営委員。鈴木さん(後列左)が手にしているのが『本のあるくらし』

5月24日(日)には「東葛ブックフェス2026 in 柏」を開催。

大型書店やインターネットだけでは出合えない、一生ものの宝物になる出版社や書店が集合します。

製本体験やしおり作り、トークイベント、音楽ライブなども開催。

読書のお供にぴったりなコーヒーや焼き菓子の販売もあります。

前日23日(土)午後2時からは、同団体の代表で、ベストセラー『福田村事件』の著者でもある辻野弥生さんと、作家・加藤直樹さんの対談イベントも(有料)。

身近で活動している、本の作り手と直接話せる貴重な機会です。

(取材・執筆/なかゆう)

本好きが集まって地域を本で活性化 本で人とまちをつなげる「東葛本好き連」
本好きが集まって地域を本で活性化 本で人とまちをつなげる「東葛本好き連」

東葛ブックフェス2026 in KASHIWA
日時/5月24日(日)午前10時~午後5時
場所/●会員制貸し場「野馬土手ヨコ」(千葉県柏市柏市柏2-3-1 地下1階)
   ●ハックルベリーブックス(千葉県柏市柏3-8-3)
料金/入場無料(トークイベントの一部や体験会は有料)

問い合わせ
メール/breadandroses0501@gmail.com
本屋 BREAD & ROSES