ドラマや映画のシーンに登場する見覚えのある風景。「我孫子で撮影したんだ!」その裏側に、ロケ地の誘致から現場の支援まで、映像制作と地域をつなぐ団体の活躍があります。

公開 2026/05/11(最終更新 2026/05/11)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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我孫子の魅力を全力で発信!

NPO法人手賀沼フィルムコミッションは、2014年から約500件の作品に関わってきました。

「より早く、より魅力的に」をモットーに、制作側の要望にすぐ対応できるよう日々のロケ地探しは欠かせません。

「我孫子は都市と田園風景が混ざり、緑や水辺も豊富なのが魅力。市民も協力的」と語るのは専務理事の甲斐俊光さん。

ロケを通じて地域活性化 NPO法人 手賀沼フィルムコミッション
「あびこロケーションガイド」を手にする甲斐俊光さん

ロケ弁や宿泊施設を地元で調達することで経済効果も生まれ、エキストラも市民の協力で。

「我孫子はいい街ですね」「いい作品が撮れました」というキャストや監督の声を励みに、現場で奮闘中です。

作品に関われることを喜びに…

我孫子で最も有名なロケ地の「ファミレス(旧ステラ)」では、昨年夏に初の公開イベントを開催。

普段は入れないファミレスの中に入れるとあって、好評でした。

今後も計画していくとのことです。

ロケを通じて地域活性化 NPO法人 手賀沼フィルムコミッション
映画やドラマ、ミュージックビデオなどの撮影に引っ張りだこ!「ファミレス跡地(旧ステラ)」

団地で爆破シーンを撮った際は、近隣住民一軒ずつに手紙を配って理解を得ました。

甲斐さんは、「作品としてずっと残る仕事がやりがい。大変なこともあるけれど、住民の皆さんの理解と協力を得て、ロケをやり遂げた時の充実感は大きい」と熱く語ります。

「聖地巡礼」を楽しみたい人へ

ロケを通じて地域活性化 NPO法人 手賀沼フィルムコミッション
水辺のシーンで大活躍「手賀沼エリア」

我孫子市はロケーションガイド(ロケ地マップ)を作成、公共施設などに設置しています。

「マップを見ながらロケ地を巡って楽しんでほしい。経済効果にもつながればうれしい」と甲斐さん。

「もっと日常的にロケをやるような街にしていきたい」と未来を見つめています。

物語が生まれる「ロケの街、我孫子」としての輝きに磨きをかける、手賀沼フィルムコミッションの挑戦は続きます。

(取材・執筆/えみココア)

問い合わせ
電話番号/04-7197-1015
NPO法人手賀沼フィルムコミッション

あびこロケーションガイド/https://www.city.abiko.chiba.jp/event/machinodekigoto/film_commission/filmmap_2026.html