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常総生協の今こそ「つながろうプロジェクト2020年」が生産者と消費者のかけ橋に

茨城県・千葉県で食材宅配を行う常総生活協同組合(以下、常総生協)は、コロナ禍における新たな取り組みとして、生産者と消費者の思いをつなぐ「つながろうプロジェクト2020年」を発足しました。

食の楽しさや大切さを伝えるべく、生産者や組合員同士の交流の場を作ってきた常総生協。新型コロナウイルス流行により生活が一変した今、新しくオンライン上でつながりを持てる場所を模索し始めています。

今回は「つながろうプロジェクト2020年」の概要や、発足のきっかけについて常総生協の増本理事長にお話を伺いました。

また、つくば市で原木栽培しいたけを生産する「なかのきのこ園」を訪問し、常総生協で購入できる安心安全でおいしい食材の秘密を探っていきます。

常総生活協同組合とは?

常総生協は、1970年代から続く茨城県・千葉県の地域に密着した生協です。

「食は生命(いのち)」をテーマに、有機野菜や生産方法にこだわった畜産品など、毎日安心して食べられるおいしい食材を厳選して届けています。

常総生協の強みは、地元密着型生協ならではの生産者との距離の近さ。地産地消を大切にし、地元茨城の食材を多く扱っているほか、市販であまり見かけないような食材も購入することができます。

そして、ただ商品を届けるだけではなく、生産者と組合員の交流を大切にしてきたのも、常総生協の大きな特色の一つです。

さまざまな交流イベントなども開催してきましたが、その新しい形の取り組みとして「つながろうプロジェクト」が始まりました。

「つながろうプロジェクト2020年」で、コロナ禍で感じた感謝の思いを生産者に伝えたい

今回、常総生協の増本綾子理事長に「つながろうプロジェクト」についてお話を伺いました。

常総生活協同組合・増本綾子理事長▲常総生活協同組合・増本綾子理事長

生産者と組合員の交流をサポートしてきた常総生協は、両者が顔を合わせて意見交換できる数々のイベントを行ってきました。

過去には、石岡市の鈴木牧場でチーズ作り体験のイベントを開催したことも。

牧場の牛乳とヨーグルトがおいしい理由 常総生協でチーズ作り体験

※上記記事内に記載されている牛乳&ヨーグルトのお試しキャンペーンは終了しています

しかしながら、新型コロナウイルスの流行で人と人が直接交流する機会をつくることが難しくなり、毎年開催していた「生協まつり」をはじめとしたイベントは、すべて中止せざるを得なくなってしまいました。

生協まつり

このようなイベントでは、組合員から「生産者さんへの感謝の気持ちがより強くなった」という声が多くあがっており、生産者からも「組合員の方の声を聞けることは励みになる」などのうれしい感想もあり、毎回大好評だったそう。

増本理事長は「生産者と組合員の方の交流の機会がなくなってしまったのは、非常に残念に感じています。

コロナ禍において、子どもたちの休校やテレワークなど暮らしが激変した一方で、生産者の方々は、大変な状況下でも変わらず食材を生産し続け、私たちの食卓を守ってくれました。また、生産者の皆さんも、変わりつつある組合員の生活のために何かできる事はないか、と想いを寄せてくださっています。

今は直接会うことはできないけれど、なんとか生産者の方々に私たちの感謝の気持ちを届けたい、双方の気持ちをつなげたいという強い思いで、このプロジェクトを始めることにしたんです」と話します。

「つながろうプロジェクト2020年」特設サイト

2020年10月に「つながろうプロジェクト2020年」特設サイトを開設し、こんな状況だからこそつながりを絶やさないようにと、さまざまな取り組みを開始しました。

動画で伝える生産者からのメッセージ

「あの生産者さんは今どうしているんだろう…」と心配している組合員の方も多いと増本理事長。そんな方々に向けて、生産者からのメッセージや近況報告などを、YouTubeを使ってビデオレターという形で配信しています。

動画は、カタログ誌面に掲載した二次元 コードからも見ることができます。今後はビデオレターだけでなく、商品紹介や料理の作り方動画などのコンテンツも充実させていく予定です。

なお、こちらの動画は組合員ではなくても閲覧が可能。常総生協への加入を検討している方も、実際にどのような生産者の方の商品を購入することができるのか、動画で確かめることができます。

常総生協の生産者動画はこちらから。

オンラインでの生産者交流会・講習会

常総生協が主催する交流会や講習会を、心から楽しみにしていた組合員の方もたくさんいました。

直接顔を合わせられないならオンラインで! ということで、Zoomなどのビデオチャットサービスを使っての生産者交流会や講習会も始めました。

先日Zoomで行った「魚と発酵のオンライン講習会」は大好評で、その時の動画はYouTubeにも公開されています。

今後は、常総生協ならではの食材を使ってオンラインで調理しながら交流する取り組みなど、カタログ誌面との連動企画も考えているのだそうです。

組合員からの感謝を届ける

生産者→組合員の一方通行のメッセージで終わらないように、コロナ禍でも食卓を守り続けてくれた生産者へ伝えたい感謝の思いや近況報告など、組合員の声を生産者へ届ける取り組みにも力を入れていきます。

特設サイトからの投書に加え、商品注文書にご意見欄を設けてメッセージや感想を記入してもらいます。これを常総生協が、生産者一人ひとりのもとに届ける予定です。

「生産者と組合員がいつか直接交流できるときが来るのを心待ちにしながら、今は私たちにできる方法を最大限駆使して、双方の思いを届け合うお手伝いをしていきます」と増本理事長は言います。

常総生協で購入できます! 食べれば違いがわかる「なかのきのこ園」の原木しいたけ

生産者との関係性を大切にし、吟味した食材を取り揃えている常総生協ですが、実際にどのような商品を注文できるのかが気になるところ。

そこで、組合員から「肉厚で味が濃くておいしい~!」と絶大な人気の原木しいたけを生産する「なかのきのこ園」にお邪魔してお話を伺ってきました。

なかのきのこ園

茨城県つくば市中野にある「なかのきのこ園」では、40年以上にわたってしいたけの原木栽培を行ってきました。

当時はまだ珍しかったビニールハウスでの原木しいたけ栽培の手法を確立させ、私たちのもとへ1年中おいしいしいたけを届けてくれています。

なかのきのこ園代表取締役の飯泉厚彦さん
▲なかのきのこ園代表取締役の飯泉厚彦さん

原木しいたけ農家としては日本最大クラス のハウス面積や原木数を誇り、ピーク時には1日あたり約600kgものしいたけを出荷しています。

また、除草剤などは一切使わず、できるだけ自然に近い環境の中で、しいたけが持つ生命力を活かす栽培方法にこだわっているのが特徴です。

肉厚で濃厚! 原木栽培しいたけの魅力とは?

肉厚で濃厚! 原木栽培しいたけの魅力とは?

「原木しいたけは味が良い」とはよく聞くけれど、具体的に他のしいたけと何が違うのでしょう?

しいたけには大きく分けて、なかのきのこ園で行っている「原木栽培」と「菌床栽培」の2通りの栽培方法があります。

原木栽培は、コナラなど広葉樹のほだ木(原木)に穴をあけ、しいたけ菌を打ち込んで栽培する、より自然に近い栽培方法です。一方、菌床栽培はおがくずや人工的栄養剤などを固めたブロックでしいたけを育てます。

現在日本で流通しているしいたけの9割以上が菌床栽培のもの(注1)ですが、原木栽培のしいたけは食感がしっかりしていて味・香りが濃厚と一般的に言われています。「歯応えと味の違いは食べてもらえばわかりますよ」と代表取締役の飯泉さん。

なかのきのこ園

なかのきのこ園のビニールハウスには、しいたけが育つ原木がずらりと並びます。

「味が良いのになぜ原木しいたけは少ないの?」と聞きたくなりますが、答えは簡単。菌床栽培と比較して、原木栽培にはたくさんの時間・コスト・場所・人手がかかるうえ、生産量も安定しないからです。

菌床栽培のしいたけは3~4ヵ月で出荷できますが、原木栽培では種菌を植えてから収穫まで半年~2年ほどの時間がかかります。原木を並べる広いスペースも必要なうえ、重い原木を運ぶのは重労働です。

飯泉さんは「時間や手間がかかっても、しいたけ本来の旨味や食感を味わえるのが原木しいたけです。私たちは本当においしいきのこを食べてもらいたいという思いで、日々試行錯誤しながらしいたけを育てているんです」と話してくれました。

飯泉さんによると、決まった1品種だけを生産するしいたけ農家も多いなか、なかのきのこ園ではなんと約10品種ものしいたけを扱っているんだとか! 季節や原木の状態によって、最もおいしく食べられるしいたけを選んでいるのだそうで、おいしいしいたけ作りへの強いこだわりが感じられます。

なかのきのこ園

なかのきのこ園で大切に育てられた原木しいたけは、一つひとつ手作業でていねいに選別され、私たちの食卓に届きます。

菌床しいたけと比べて生産量の少ない原木しいたけは、スーパーマーケットなどの小売店に出回ることはあまりありません。そんな手に入りにくい食材が購入できるのも、地元に密着した常総生協ならではの魅力と言えるでしょう。

原木しいたけをおいしくいただく生産者直伝のおすすめレシピ

なかのきのこ園で採れた原木しいたけのおいしい食べ方・レシピを飯泉さんに聞きました !

原木しいたけの魅力は、なんといってもしっかりした歯応えと濃厚な風味。これらを存分に味わうには、シンプルな調理方法がベストと飯泉さん。

一番のおすすめは、しいたけの蒸し焼きです! しいたけの傘の部分を下にして、フライパンで蒸し焼きにします。味付けはお好みでOKですが、しいたけに含まれるうまみ成分は動物性の食材と相性がよいため、バターやチーズと抜群に合うそうです。

また、原木しいたけは香りが強いため、なべ焼きうどんなどに一つ入れるだけで、料理の風味が豊かになることも教えてくれました。

常総生協で今こそ知りたい「食のこと」

常総生協では、なかのきのこ園の原木しいたけをはじめとした、おいしさと安心安全にこだわった食材を取り揃えているほか、組合員に向けた食育にも力を入れています。

今は対面でのイベントは難しい状況ですが、その代わりにオンラインでのプロジェクトをスタートさせ、幅広い層の人々に食の大切さを届けていく方針です。

外出自粛期間を経て、食事のスタイルがガラっと変化したご家庭も多いはず。今こそ、家族が心身ともに健康になれる食卓とは何かを考えるべきときなのかもしれません。

「安心安全な食材で子どもを育てたい」「食について学びたい」。常総生協は、そんな思いを持っている方にはぴったりな生協です。

なかのきのこ園の原木しいたけプレゼント(11月限定)

なかのきのこ園の原木しいたけプレゼント

常総生協では、加入前のお試しキャンペーンとして、人気商品1,200円相当を500円で購入できる「お試しワンコインセット」キャンペーンを実施しています。

さらにワンコインセットお申し込み時に、お問合せフォームで「チイコミを見た」とご入力いただいた方には、もれなくなかのきのこ園こだわりの「原木しいたけ」をプレゼント!

※2020年11月30日(月)までにお申し込みの方限定。

※お1人様1回限り。常総生協組合員の利用はご遠慮下さい。

ワンコインセット 商品内容

常総生協

①石岡 鈴木牧場ヨーグルト(微糖)(税込400円)

健康な牛から搾った新鮮な生乳を原料に自家プラントで作られています。ノンホモ(脂肪球を砕いていない)なのでプツプツと脂肪のかたまりができますが、口当たりに違和感なく、なめらかでやさしい味です。

原材料:生乳、グラニュー糖

②八郷の卵 10個(税込255円)

全て非遺伝子組換えの原料を使用した穀物(とうもろこし・大豆等)を鶏に与えています。

③鎌倉マイルドポークウインナー(税込181円)

無添加(発色剤・結着剤・保存料・化学調味料不使用)で、皮は天然の羊腸を使用しており、澱粉による増量はしていないため、しっかりとお肉の味を感じることができます。

原材料:豚うで肉、豚脂肪、食塩、砂糖、香辛料

④おかべや 豆乳角型食パン(6枚)(税込381円)

豆腐屋さんが作る天然酵母の角食パンで、豆乳の美味しさと栄養をプラスし、噛むごとに味わいの香るパンになっています。乳化剤や保存料などは一切加えていません。

原材料:小麦粉(北海道)、天然酵母、種子島の粗糖、豆乳、塩

 

「お試しワンコインセット」お申し込みはコチラから

 

◆常総生協加入のお問い合わせはコチラから
 または 0120-961-502 まで
 (受付:月~金 9時~19時/土 9時~18時)

常総生活協同組合

住所/茨城県守谷市本町281
電話番号/ 0297-48-4911
FAX/ 0297-45-6675
営業時間/
月~金 9:00~19:00
土 9:00~18:00
定休日/日曜

≪配達エリア≫
●茨城県
守谷市、取手市、龍ヶ崎市、牛久市、つくば市、土浦市、常総市、坂東市、利根町、 石岡市、かすみがうら市、つくばみらい市、阿見町
●千葉県
我孫子市、柏市、松戸市、鎌ケ谷市、流山市、印西市、野田市
※一部配達エリア外の区域もあります。詳しくは生協までお問い合わせください。

 

(注1)農林水産省HPより
参考文献 http://www.nakano-kinoko.jp/difference.html

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この記事を書いた人

小原らいむ

柏生まれ柏育ち。植物・動物が好きなライター兼ダンサーです。趣味は飼っている黒柴犬との散歩&旅行。ガーデニングをお得に楽しむ方法を紹介するブログ「LIMEGREEN(ライムグリーン)」も運営中。★Instagram★@ohalimegreen

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