子どもが自由に遊べる「プレイパーク」。

禁止事項をなるべくなくし、子ども自身が想像力を駆使して遊びます。

そんなプレイパークを成田で運営する団体を取材しました。

成田おむすび プレイパーク
ボランティアスタッフの皆さん

公開 2021/09/09(最終更新 2021/09/03)

ちいき新聞ライター

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地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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遊び方は自由 みんなが楽しめる場

プレイパークの活動は、ヨーロッパで生まれ、日本でも各地で行われています。

「成田おむすびプレイパーク」は、活動10年目に入りました。

主な活動の場は、成田市の赤坂公園お花見広場。

活動日には、ボランティアスタッフが木にロープブランコを掛け、泥遊びのための水を用意したり、工作の道具を用意したりしますが、遊び方は子どもたちの自由、出入りも自由です。

「けがと弁当は自分持ち」を合言葉に、多少の危険は自己責任という約束の下、子どもたちは思い思いに遊び、スタッフはそれを見守ります。

成田おむすび プレイパーク
ロープで大胆に

活動は好評で、月2回のおむすびプレイパークの他、未就園児のための「こむすび」も月2回開催します。

もちろん「おむすび」に未就園児が参加しても大丈夫。

「0歳から100歳まで、どの年代の人にも参加してもらいたい」と代表の城順子さんは話しています。

成田おむすび プレイパーク
泥遊びは楽しいね

お母さんの居場所としても

「おむすび」の名には三つの意味が込められています。

おむすび1個で一日遊べる。人と人の縁を結ぶ。

神道でいう、万物を生み出す力・ムスヒ(「結び」の語源。諸説あり)。

プレイパークは子どもたちだけでなく、母親や地域の人たちの居場所にもなっている、と城さんは語ります。

成田おむすび プレイパーク
読み聞かせに夢中

プレイワーカーの研修を受けスタッフとして活動しているメンバーは6人。

20人ほどのサポーターと共に運営をします。

夏は水遊び、冬はたき火も。

「ここに来れば仲間がいる、という場所を、大人にも子どもにも提供したい」と城さん。

予約なしでも参加可能。

家族だけではできない体験が、ここではできます。(取材・執筆/倫)

成田おむすび プレイパーク
感染予防に気を付けて

おむすびプレイパーク
開催日時/第1・第2土曜
午前10時~午後4時30分
●こむすび
第3・第4月曜 午前10時~正午
住所/千葉県成田市赤坂1-2(赤坂公園お花見広場)
参加費/無料
※祝日休み。例外あり。詳しい日程はブログまたはFacebookで
電話/090-5160-9080 城
ブログ/https://ameblo.jp/naritaomusubipure-pa-ku/
Facebook/https://www.facebook.com/naritaomusubiplaypark/