文教大学の新キャンパス誕生でにぎわいを見せる谷塚駅。
70周年を迎えた東口商店会は、商店の活性化を狙うスタンプラリーを実施中。
台紙は、同商店会加盟店や草加市役所、文教大学内で手に入ります。

公開 2021/10/18(最終更新 2021/10/14)

9月スタートで早くも好評の「キザシ」!
谷塚駅東口商店会は、今年3月の小冊子『ヤツカノキザシ』発行に続き、第2弾の企画としてスタンプラリーをスタート。
参加店舗は59店で、業種はサービス業、販売業、飲食業など多岐にわたります。

スタンプ10個以上の押印で応募可。
締め切りは来年1月までなので、焦らずゆっくりと回ることができそうです。
参加店の一つ「とんかつお刺身の店はなぶさ」で、商店会会長の山本好男さんと同店店主の豊田英司さんに話を聞きました。
「コロナ禍で飲食店をはじめ多くの商店で苦しい状態が続いている。しかし、立ち止まっているのではなく、少しでもお客さんに喜んでいただき還元していきたいと会合を重ね、要望が多かったスタンプラリーを企画しました」と山本会長。
豊田さんは「試行錯誤しながら何とか営業を続けている。最近は文教大学の学生さんも多く来てくれて、食べっぷりの良さに元気をもらっています。お客さまあっての商店街なので、活気を取り戻していきたい」と語りました。

「けなかっぱ」は商店会のキャラクター
谷塚で長年そば店を営み、地元の歴史にも詳しい山本会長からは、旧日光街道がまだ砂利道だった頃、馬が荷物を運び東京を行き来していた話、毛長川で泳いだ子ども時代の話、商店会「けなかっぱ」の言い伝えなど楽しい話も聞くことができました。
「瀬崎富士浅間神社」や、埼玉県出身力士初の本場所優勝を成し遂げた大栄翔関が所属する「追手風部屋」などもある谷塚、まだまだ探索できそうです。(取材・執筆/トモ)
谷塚駅東口商店会スタンプラリー実行委員会
問い合わせ/ 048-922-2368