産学官連携事業で、新しい八潮市推奨品が誕生しました!
その名も「八潮かりぃ」。
八潮産小松菜パウダーを100%使用したレトルトカレーで、パッケージ写真も市内の写真館で撮影と、八潮愛も100%。
産学官それぞれのキーマンに話を聞きました。

公開 2022/04/24(最終更新 2022/04/22)

パウダー化で小松菜の栄養価もアップ!
伊奈町にさいたまキャンパスを構える日本薬科大学は、薬学・薬膳の専門的知識を生かした産学官連携による商品開発に積極的に取り組んでいます。
2020年11月、同学が八潮市に連携事業を提案。
産学官の「産」に市内カレー店きーCurry(齊藤公幸代表)が決定したのが21年3月。
そこから1年かけて完成したのが「八潮かりぃ」です。
八潮産100%の小松菜をパウダーにして加えたレトルトタイプのキーマカレー。
小松菜はビタミン、ミネラル、食物繊維など栄養バランスに優れ、パウダーにするとその栄養価が格段にアップします。
規格外野菜を使えるメリットも大きいです。
生まれも育ちも八潮の齊藤さんは、「パッケージも八潮市内の写真館、ツバメヤフォトスタジオで撮影しました。まさに八潮愛100%です」とコメント。
販売価格は1個650円。
初回1800個は、きーCurry 店舗を中心に販売中です。
学生の学びを生かし八潮の魅力を発信!
昨秋の試食会には日本薬科大学から学生11人と教職員5人が参加し、小松菜の栄養素を効果的に摂取するための具材やスパイス、効能についてアドバイスしました。
薬学部新4年生で漢方研究部部長の東竜也さんは、「小松菜にはアルツハイマー型認知症の予防につながる成分が含まれています。日頃の学びを生かせる機会を頂けてうれしい」。
同じく薬学部新4年生の宮腰光輝さんは八潮市在住。
「自分が関わったものが一般販売されるなんて、不思議な気持ちです。『八潮かりぃ』にはスパイスがたっぷり入って体を温めてくれるので、体も心も元気になると思います」と話してくれました。
八潮市商工観光課の本田貴裕課長は「この小松菜パウダーを今後いろいろな商品に活用できれば、もっと八潮の魅力をアピールできるはず。食べれば健康増進、小松菜農家さんのロスも減らせます。これからがスタートですね」と話しました。
※問い合わせ
電話番号/ 048-996-2111(内線832)
八潮市市民活力推進部商工観光課
ちょっぴりインドなカレー屋さん「きーCurry 」
住所/埼玉県八潮市中央1-29-10
定休日/木曜
電話番号/ 048-988-3050