ちいきの、こえが、みえるサイトチイコミ

検索 メニュー

【埼玉県越谷市唯一の銭湯】登龍湯の魅力に迫る

11月26日は「いい風呂の日」。

千葉県銭湯大使 後藤泰彦さんが埼玉県東部エリアでいち押しの銭湯、越谷市の登龍湯(とうりゅうゆ)を編集部が取材しました。

肌も髪もツルツルすべすべの軟水 薪で沸かすまろやかなお湯

登龍湯の開業は1968(昭和43)年。

偶然にも同じ「登」が付く登戸町にあるので「のぼりと湯」と呼ばれることも少なくないとか。

カラン86組、駐車場43台という広さと規模は、外から見ても存在感があります。

1997(平成9)年に脱衣所やロビーを増床。

「ゆったり入れるのがいい」と人気のお風呂屋さんで、営業日は毎日欠かさず通う常連さんも多いそうです。

埼玉県越谷市の銭湯 登龍湯
登龍湯の外観。手前が増床部分です

水は地下水をくみ上げていますが、1985(昭和60)年から軟水装置を導入しました。

すべての湯船はもちろんカランのシャワーも全部軟水なので、肌も髪の毛もツルツルすべすべに。

肌荒れや乾燥肌、皮膚のトラブルに悩んで県外から通う人もいるそうで、女性からも「お化粧のノリが違う」と好評です。

「軟水装置は2日に1回、塩50㎏使って約2時間半かけて掃除しなければならないので、大変ですけどね」と経営者の関根さんは苦笑い。

埼玉県越谷市の銭湯 登龍湯
ずらりとカランが並ぶ広さと、高い天井が開放的(男湯)

燃料も薪にこだわり、茨城県まで自ら引き取りに行く廃材を利用しています。

遠赤外線効果で芯から温まるお湯になるとか。

登龍湯の湯船はすべてバイブラ湯なので、ますますぽかぽかです。

五右衛門風呂や広々とした露天風呂が人気

自慢の湯船の一つが五右衛門風呂です。

埼玉県越谷市の銭湯 登龍湯
五右衛門風呂は最高46℃でバイブラ湯。「外の縁に座っていてもじんわり温まります」と関根さん

直径2m×深さ1.2mのステンレス製。

最高46℃でバイブラ湯なので、ちょっと身構えてしまいますが「でも軟水なのでピリピリしないんです。あったまりますよ」とのこと。

その他にも、100%漢方素材(生薬)じっこう薬湯風呂、サウナ代わりの半身浴室、水風呂、そして広々とした露天風呂も人気があります。

埼玉県越谷市の銭湯 登龍湯
生薬じっこう薬用風呂
埼玉県越谷市の銭湯 登龍湯
広さがうれしい露天風呂もバイブラ湯
埼玉県越谷市の銭湯 登龍湯
内湯にはジェットバスや寝湯がある

今の時代の銭湯の役割 高齢者も安心して入浴できる

開業当時、越谷市に11軒あった銭湯も、今ではここ登龍湯1軒に。

埼玉県内でも368軒から36軒と少なくなる一方ですが、今の時代ならではの役割があるそうです。

「銭湯は昔から地域コミュニティーの場ですが、1人暮らしの高齢者が増えてきている今は、見守りの場としての役割が注目されています。

地域包括支援センターとも連携していますが、常連さん同士で『〇〇さん、元気?』『最近来てないね』などの会話があることで、異変にすぐ気付くことができます。

それと、冬場は特に高齢者の入浴時のヒートショックが怖いですよね。

銭湯なら脱衣所も浴室も温かいですし、体調に異変が起こっても周りがすぐ気付いてあげられるので、家で1人で入浴するよりも安心度が高いと思います」と関根さん。

銭湯には、地域の人たちの心と体を健やかに保つ魅力がいっぱいです。

登龍湯
住所/埼玉県越谷市登戸町15-6
営業時間/13:30~23:00
定休日/月曜
駐車場/43台
電話/ 048-986-4068

この記事を書いた人

編集部 信太

編集部所属の取材記者。埼玉県の担当です。仕事熱心といわれますが、おいしい珈琲を飲ませないとポンコツです。読み方はシンタでもノブタでもご自由に♪

編集部 信太の記事一覧へ

あわせて読みたい

このページのトップへ