四街道市の春の風物詩「千代田調整池のこいのぼり」を取材しました。
公開 2026/04/21(最終更新 2026/04/15)
送電線問題を解消 実現した掲揚の夢
春の風に乗って、色とりどりのこいのぼりが調整池の上ではためく――千代田調整池の春の風物詩となったこのこいのぼりが揚げられるようになったのは2002年のこと。
調整池周辺の整備を行っている「千代田地区市民有志会・花壇愛好会」の代表・田中さんは、テレビで見たこいのぼりの風景を「自分たちの地域でもできないだろうか」と考え、仲間と掲揚スポットを見て回りました。
しかし池の上には送電線が通っており、すぐには実現できませんでした。
電力会社に相談し測量を行い、水面から10メートル以内であれば揚げられることが分かり、掲揚の方法についても助言を受けながら準備をしていきました。
楽しみながら学びながらの24年
広報や新聞などで呼びかけると、家庭で使われなくなったこいのぼりが地域からたくさん寄せられました。
田中さん自身も実家から兄のこいのぼりを譲り受け、一緒に揚げたそうです。

一度揚げると最終日までしまうことができないので傷みが早く、管理にも苦心しています。
「定年退職してからこの場所でずいぶん楽しませてもらっているんですよ」と、笑顔の田中さん。
季節の花々を植えたり、ベンチを設置したりと、周辺の環境整備にも取り組んでいます。
今年は4月下旬から2週間ほど、約60匹のこいのぼりが調整池の上を泳ぐ予定です。
季節を感じに訪れてみてはいかがでしょうか。

こいのぼり
場所/千代田調整池
住所/千葉県四街道市千代田3-35-3
※周辺の道路は駐車禁止です