公開 2026/08/03(最終更新 2026/07/29)

暑さに負けず日々咲き誇る

ノウゼンカズラ科のつる性木本で、古くに中国から渡来した観賞用花木。

漢名の「凌(りょう)・霄(しょう)」は、植物がつるを伸ばして木や壁に気根(きこん)(空中の根)を出し、天空を凌ぐほど高くよじ登って咲くことに由来しています。

原種は黄橙色の大きな一日花で、真夏に円錐(えんすい)花序(※)のつぼみが次々に開花。

咲き終わって落ちた花で地面が隠れるほどです。

近年ではアメリカノウゼンカズラとの交配種なども広まり、新たに赤や黄系の品種も登場しています。

※花が集まり、全体が円錐形に見える咲き方

花を観賞するための育て方のこつ

丈夫で育てやすく、病気や害虫の心配もあまりありません。

苗を植えると周囲の木や壁に絡みつき、どんどん上へ伸びていくため、高い場所にばかり花が咲いてしまうことも。

花を近くで楽しむには、専用の支柱を設けて低い位置で開花させるのがおすすめ。

繁殖は挿し木で行います。

(樹木医Y・K)

爛漫と夏空に花開く「ノウゼンカズラ(凌霄花)」