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【千葉県】芝山町立芝山古墳・はにわ博物館へ!古墳時代にタイムスリップ

リニューアルされた古墳・はにわ博物館。

これまでの80体に加え、さらに100体の埴輪が楽しめます。

多様で造形の細かい芝山ならではの埴輪をご紹介します。

販売用の埴輪
▲販売用の埴輪

リニューアルされたはにわ博物館

2021年4月、芝山町立芝山古墳・はにわ博物館がリニューアルオープンしました。

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館
▲博物館の外観

展示されている埴輪の総数は約180体。

その中心は、観音教寺発案の下、1956(昭和31)年に実施された殿塚・姫塚の発掘調査で出土したものです。

その埴輪を含む約100体が今回町立博物館に寄託され、もともとあった約80体と合わせて一堂に展示されることになりました。

博物館は大きく分けて三つの展示室からなります。

第1展示室は、芝山町を含む、山武地域から出土した埴輪が展示されています。

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館
▲第1展示室

第2展示室では、古墳時代の衣食住にまつわる展示。

「芝山はにわ祭」で使われる古代の儀式の衣装を見ることができます。

人形で再現された芝山はにわ祭
▲人形で再現された芝山はにわ祭

また、竪穴住居の復元模型があり、中に入って内部を体験することが可能です。

第3展示室では、石器や縄文土器、土偶、墨書土器などが展示されています。

殿塚・姫塚古墳と葬列の埴輪

芝山周辺には多くの古墳があり、多数の埴輪が出土しています。

中でも殿塚・姫塚古墳からは多数の埴輪が発掘されており、その保存状態も極めて良好です。

姫塚からは、馬子に馬、武人、首長と考えられる座った姿勢の男、ひざまずく男、巫女や琴を弾く人など、45体の多様な埴輪が並んだ状態で発掘されました。

葬列を模したものと推測され、「葬列の埴輪」と名付けられました。

葬列の埴輪(一部)
▲姫塚の葬列の埴輪(一部)

そのうちの1体、武人の埴輪は高さが163㎝ほどもあり迫力があります。

163cmの武人の埴輪と館長の奥住さん
▲163cmの武人の埴輪と館長の奥住さん

衣類や装飾品、武具などの造形が細やかで、表情も豊かです。

殿塚の埴輪は、動物や道具を模した埴輪など、多様な形状の埴輪が出土しています。

同じ展示室内で見られる下総型の埴輪と比較すると、殿塚・姫塚の埴輪がいかに細部にこだわっていたか、当時の職人の技術の高さを知ることができます。

殿塚の埴輪
▲殿塚の埴輪

「他の地域の埴輪には見られない大きさ、多様性、細部の表現をぜひ見に来てください」と館長の奥住さんは語っています。(FOSSA)

芝山町立芝山古墳・はにわ博物館
住所/千葉県山武郡芝山町芝山438-1
休館日/月曜日と祝日の翌日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、年末年始
開館時間/午前9時~午後4時30分
料金/大人 200円、小人(小・中学生)100円、65歳以上 140円、障害者とその介添者 無料(障害者手帳を提示)
問い合わせ/0479-77-1828

この記事を書いた人

ちいき新聞 レポーター

地域に密着してフリーペーパー「ちいき新聞」紙面の記事を取材・執筆しています。

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