40回目を迎える地域の風物詩、取手市小文間(おもんま)の盆踊り。地域の文化を未来へつなぐ新たな試みとして、今年は東京芸術大学取手キャンパスで開催されることになりました。
※写真はいずれも過去開催時の様子

公開 2026/06/21(最終更新 2026/06/18)

koji

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柏市在住。四季折々の季節の良さを探し歩いたり、地域の歴史的な名所・史跡を訪れたりするのが好きです。地域活動をいくつかやっています。農園を借りて野菜や花を育てています。Instagram/@koji_koji_39

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地域の伝統を未来へつなぐために

「かつて3000人以上が暮らしていた小文間地区ですが、今は2000人ほどに減り、高齢化も進んでいます。そんな中、2022年から同大の学生がイベントに出演するなど、地域交流が深まっています」と語るのは、東京芸術大学の教員、田中ジョン直人さん。

そんな小文間の夏の象徴であり、人々をつなぐ大切な文化として今年で40回目を迎える盆踊りですが、準備や運営の負担により、継承が難しくなりつつあります。

そこで、今年は同大が一歩踏み込み、盆踊りを含めた「小文間夏まつり」をまるごと取手キャンパスで初開催することになりました。

小文間の盆踊り 老いも若きも一緒に楽しめる輪踊り
小文間の盆踊り 老いも若きも一緒に楽しめる輪踊り
老いも若きも一緒に楽しめる輪踊り

芸大生と留学生が生む新しい交流

当日は盆踊りだけでなく、芸大生によるサンバ演奏やパフォーマンスも予定。

小文間の盆踊り 東京芸大サンバチームも参加して盛り上げます
小文間の盆踊り 老いも若きも一緒に楽しめる輪踊り
東京芸大サンバチームも参加して盛り上げます

同大に在籍する多くの留学生たちも、浴衣を着て盆踊りに参加したり母国のリズムを紹介したりと、国際文化交流の場にもなりそうです。

田中さんは「キャンパスでの開催をきっかけに、学生や留学生はもとより地域外の方にも小文間の魅力を知っていただき、盆踊りの新しい担い手が生まれる場になればうれしいです」と話します。

地域の人々と大学、そして国内外の若者が一緒に踊る光景。その場には、小文間の未来を切り開く大きな可能性が息づいています。

人口減少や高齢化が進む今、地域と大学が協力し、文化を守り次世代へと受け継いでいく意義はますます高まっています。

今年の盆踊りは、伝統の継承と地域振興に向けた確かな一歩となりそうです。

小文間夏まつり
日時/7月18日(土)午前11時~午後9時
 ※盆踊りは午後6時~午後8時
 ※雨天時は翌19日(日)に順延
場所/東京芸術大学取手キャンパス
住所/茨城県取手市小文間5000

問い合わせ
電話番号/080-3693-5021
メールアドレス/njtanaka@fac.geidai.ac.jp 田中