今年は、アンデルセン公園開園30年の記念イヤー。アンデルセン公園内の子ども美術館でスタッフとして働く彫刻家の関口さんが、H.C.アンデルセンの立像を制作しています。
公開 2026/10/10(最終更新 2026/10/05)
オシバ
千葉県生まれ千葉県育ち。人や場所の、始まりの話や背景にある想い、「らしさ」の話を聞くことが好きです。趣味は旅行、ドライブ、アート鑑賞。空間や世界観を整える活動も挑戦中です。Instagram/@sa_ori_____
記事一覧へ新シンボル誕生に、高まる期待
今回の企画は、元子ども美術館館長でもあった芸術美術指導チーフからの熱烈な声かけで実現しました。
今まで館内にアンデルセン像がなかったので、新たにフォトスポットとしても愛されるシンボルとなるよう、片手はピースサインのポーズになる予定です。


制作は7月末からスタート。
11月上旬の完成を目指し今も鑿(ノミ)を振るっています。
夏休み期間は、見学に来た子どもたちが制作中の関口さんに声をかけ、にぎやかに作業をしていたそうです。


取材時(9月初旬)の進捗(しんちょく)は3割、すでに像の胴体・頭部ができ、ここから細部の調整や着彩の工程に入っていきます。
「完成品を見せることが当たり前の芸術家としては、制作途中の、全体像がまだ見えない状態や部分的なパーツを作っている場面を見られるのは少し恥ずかしい」と笑っていました。


木を彫ることだけは続けられる
関口さんが、彫刻を始めたのは美術大学に進学してから。
さまざまな素材での彫刻基礎を学んだ上で、彫る時の感覚が一番「ちょうどいい」と感じる木彫の道に進みます。
丸太を見ると彫りたいものが見えるそうで、削っていくとそれが出てくる気がして楽しい、彫り続けることも苦にならない、と話します。
関口さんの作品は目が印象的。
人間の複雑な感情が表れているようで引き込まれます。



現在制作中のアンデルセン像にも関口さんならではの表現があるように見えました。
芸術の秋のお出かけ先に、アンデルセン公園はいかがでしょうか。

11月14日〜開催の「アンデルセンと子ども美術館展」にて完成品を展示公開制作についてはこちらから:https://www.park-funabashi.or.jp/and/kodomo/exhibition.php?id=44
関口さん
Instagram:https://www.instagram.com/emi_sekiguchi10/