千葉県・茨城県の一部エリアで全40版、約173万部を毎週発行する「ちいき新聞」。その記事は、各地域にお住まいの「ちいきライター」さんがネタを上げ、取材・執筆してくれています。
そんなライターさんが書いた記事の中から毎月1本、編集長が「これは!」と思う記事を「地域を越えてシェアしたい、今月の1本」としてピックアップしています。
それでは、9月の「1本」を選出理由とともにどうぞ!
公開 2026/10/21(最終更新 2026/10/23)
今月の1本に選ばれたのは…
ちいきライター優さんの「2026やちよ彼岸花まつり」です。
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【選出理由】編集長 モティより
9月の1本に選んだのは、9月11日号八千代台版他掲載の「2026やちよ彼岸花まつり」です。季節を感じる花に関する記事は、本紙・チイコミともに根強い人気があります。きっと、その時期だけの景色を見に、現地に足を運びたいと思う人も多いのでしょう。
今回の記事は秋の風物詩の一つ・彼岸花がテーマ。村上緑地公園で開かれるイベントについての紹介です。記事を読んでいて「へえ」と思ったのが、一つ目の段落です。
彼岸花が咲き誇る写真からは想像も付きませんが、以前は暗い森だったとのこと。そのあとに語られる、彼岸花の植栽に関わった井上さんの奮闘記を知ることで、写真の景色がより美しく、尊いものとして感じられます。
イベント記事は、「何ができるか」「どんな風に楽しめるか」はもちろん大事なのですが、その場所の歴史や主催者の思いをつづることで、異なる角度からの魅力も伝えられると考えています。整備した方の苦労や思いを知り、ぜひ現地に「行ってみたいな」と個人的に思ったので、こちらの記事を「9月の1本」に選びました。
優さん、丁寧な取材をありがとうございました。
編集担当 ゆりかより
正直、これが今月の一本に選ばれたことに驚いています。9月の記事予定でポッと空いているところがあり、「お祭りやイベントが盛んな時期なのにもったいない。久しぶりに彼岸花まつりでも取り上げてみようかな。写真もきれいだし」と思い、優さんに取材依頼しました。最近彼岸花まつりはコスプレイヤーの聖地になっているので、単にきれいな花を愛でるだけではない目新しさを足してほしい、ということも付け加えさせていただきました。
このイベントは毎年開催され、市内外で知られているので、ネタとしての目新しさはありません。でもそれを概要を連ねたイベント記事で終わらせずに、「以前の状態からどう変わって、今の美しさが実現できたのか」を深掘りしてきたのは、さすが優さん。優さんは本当に、ストーリーテラーなんです!
そして特筆すべきは情景が目に浮かぶような美しい描写力。「かつて身の丈ほどの雑草が生い茂り、真っ暗で怖いと散歩する人もいなかった村上緑地公園。」「7年を経た頃、木漏れ日を浴びて輝く彼岸花の幻想的な美しさに息をのみます。」「今年はこれまでに植えてきた累計28万球の彼岸花が、東京ドーム約3分の1の広さの斜面を鮮やかな紅に染め上げます。」優さんのワードチョイスと具体的な大きさの表現、流れるような文章により、美しい詩的な文章が立ち現れました。ここだけの話ですが、私もこの素晴らしい技を獲得しようと、時々分析して、それらしく書いてみて、こっそり真似することもあるんです(笑)。
優さん、今回も素敵な文章をありがとうございました。これからもどんなストーリーを紡いでくれるのか、楽しみにしています!
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