松戸市に拠点を置く2つの団体が協力して、政情不安定なルワンダやカンボジアで手打ちそば作り講習会を実施しました。その思いとは――。

公開 2026/10/19(最終更新 2026/10/15)

ちいき新聞ライター

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「戸定そば幸」を世界に届けよう!

松戸市に拠点を置くNPO法人なかよし学園プロジェクト(以下、同学園)(中村雄一代表)と、障害者就労施設「ハッピーワーク松戸・戸定そば幸」を運営する一般社団法人ハッピーチョイス(白根邦子代表理事)が協力して、政情不安定なルワンダやカンボジアなど4カ国の学校で、「手打ちそば体験講習会」を開きました。

なかよし学園プロジェクト そばを盛った器を手に笑顔を見せるルワンダの女性たち(なかよし学園提供)
そばを盛った器を手に笑顔を見せるルワンダの女性たち(なかよし学園提供)

教育を通じて世界の平和や貧困問題の解決に取り組む同学園は、これまでアフリカやアジア11カ国の子どもたちに、学びの機会や質の高い授業を届けてきました。

今回、「戸定そば幸(さち)」のそばをアフリカやアジアの国に届け、「食を通じた平和教育を広げよう」と計画。

同学園の中村代表と事務局長の中村里英さんは、渡航前に「戸定そば幸」で働く利用者からそば作りを教わる勉強会を行いました。

そして今年6月から9月にかけて、ネパール、ルワンダ、カンボジア、ウクライナの4カ国を訪問。

地元の学校で子どもたちや保護者と力を合わせて、そば打ちを体験しました。

なかよし学園プロジェクト
手打ちそばを盛りつけた器を手にするルワンダの人たちと中村里英さん(左)(なかよし学園提供)
なかよし学園プロジェクト
「一杯のそば」を味わうルワンダの男性たちと中村雄一さん(右)(なかよし学園提供)

粉から麺へ、全ての工程を体験

完成したそばを届けるのではなく、参加者全員がそば粉に触れ、生地をこね、麺棒で延ばし、切り、ゆでて味わうまでの全工程を体験。

そばが配られると、教室のあちこちから「おいしい」との声が上がったそうです。

9月25日には、松戸市内で今回の活動報告会が開かれました。

なかよし学園プロジェクト 9月25日の報告会で。前列左から白根さん、中村雄一さん、中村里英さん
9月25日の報告会で。前列右から中村里英さん、中村雄一さん、白根さん

「そば作り体験の中に、平和をもたらす要素がいっぱい詰まっていますよ」と中村代表。

一方、白根さんは「障害のある利用者は、日頃誰かに支えてもらうことが多いですが、今回そば作りを教えることで『自分も誰かを支えることができる』と学べたと思います」と語り、大きな成果を残せたことを確認しました。

(取材・執筆/寅)

問い合わせ
NPO法人なかよし学園プロジェクト
電話番号:047-704-9844
ホームページ:https://www.nakayoshigakuen.net/npo/

一般社団法人ハッピーチョイス
電話番号:047-703-9660
ホームページ:https://happy-choice.org/