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【西千葉】希少な本蕨餅や純氷のかき氷など本格的な夏を味わうなら「甘味処 楓」へ

夏の楽しみ方はさまざま。

こちらの記事では、甘味処で涼みながら「和」な夏を楽しむことをご提案します!

ご紹介する「甘味処 楓」は、素材と製法にこだわった本格的な甘味処です。普段は甘味処にあまり行かない方も、ぜひ読んでみてください。記事を読み終えた頃には、この夏のお出かけ先にしたくなるでしょう。

駅から3 分歩けば
昔懐かしい甘味処にたどり着く

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JR総武線西千葉駅の南口から3 分歩くと、お店にたどり着きます。

暖簾が「和」な雰囲気を醸していますね。

子どもや年配の方はもちろん、ひとりで来店する男性客も多いそうです。私の取材中に来店したお客さんは、若いカップルと男性の友人2 人組。最近は和菓子好きな男性が増えているのかもしれません。

店内は広々としていて快適。ゆとりを持ったスペース間隔で安心です。

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本棚の本は自由に手にとって大丈夫。雑誌、マンガ、和菓子に関する本など、さまざまなジャンルを取り揃えています。

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店内にはポスターがびっしり貼られています。写真には写っていませんが、有名人からのサインも何枚か飾られていました。

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今まで数多くの媒体で紹介された人気店なのがうかがえますよね。

ほうじ茶から始まるおもてなし

席に着くと、ほうじ茶のおもてなしを受けました。

急須にたっぷり入ったほうじ茶はちょうど2 杯分。和菓子を口にする前後にも、和菓子のお供にも、自分の好きなタイミングでいただけるのはありがたいです。

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茶葉はみつわ台の「前橋園」のものを使用しています。店主さんが色々なお店を飲み歩き、やっとたどり着いた納得の味だとか。香りが豊かで、少しずつ飲んでいると、不思議と和菓子を欲したくなる口になりました。

さて、ゆっくりとほうじ茶を飲みながらメニューを眺めます。

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おしるこやぜんざい、あんみつなどが載っています。かき氷の種類も豊富でした。

メニューを見ただけで分かりました、ここは本格的な甘味処だと。本当は各種頼みたかったのですが、おなかと取材時間の兼ね合いで、厳選した2品を注文しました。

選んだのは、特に人気の「本蕨餅」と「黒蜜きなこのかき氷」。

どちらも丁寧に味わいながら、製法や素材のこだわりを店主さんに伺いました。

希少な本蕨餅(ほんわらびもち)

おそらくほとんどの人が「わらび餅」を食べたことがあると思いますが、今回私がいただいたのは、「本蕨餅(ほんわらびもち)」。名前は似ていますが、使用されている粉に違いがあります。

一般的なわらび餅に使用されている粉は、タピオカでんぷんや馬鈴薯(ばれいしょ)でんぷんなどが多いのですが、甘味処 楓の本蕨餅に使用しているのは、鹿児島県産の本蕨粉。非常に高価な本蕨粉を100%使用しているため、この本蕨餅は、希少で贅沢な和菓子なのです。

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▲本蕨餅(税込750 円)

甘みと粘り気があり、柔らかい食感が特徴。そのぶん早く固まってしまうので、注文を受けてから本蕨餅を作っています。出来立ての本蕨餅はお餅も中身のあんこも柔らかく、儚さを感じるような繊細な和菓子でした。

ただ柔らかいだけではなく、独特の粘りと弾力も堪能できます。

お箸で掴むと今にも落ちてしまいそうなのに、落ちない。これは出来立て新鮮の証しでしょう。「本物の風味には勝てない」と店主さんは話していましたが、その意味がよく分かりました。

中に包まれている自家製のあんこも魅力的。

甘味処 楓では、数種類の小豆を和菓子に合わせて使い分けており、あんこの製法も和菓子に合わせて変えています。

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本蕨餅のあんこは水分が多め。また、小豆の風味が全面に出るように甘さを控えて作っています。柔らかくて弾力のある本蕨餅に負けず劣らず、素材のうまみが生きた上質なあんこです。

もう1 つ特筆すべきなのは、たっぷりまぶされた京都の「黒須黄奈粉(くろすきなこ)」。

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深煎りされた国産大豆の芳醇な香りが口いっぱいに広がります。黒須黄奈粉の香ばしさが、本蕨餅の自然な甘みを一層引き出してくれました。

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箸休めには塩昆布をどうぞ。

新大阪の老舗店「をぐら昆布」のものです。店主さんが京都の甘味処で口にして美味しかったのだとか。提供される食べ物は、細部にわたるまで店主さんのこだわりが感じられました。

純氷使用のふわふわかき氷

続いていただいたのが、夏に大人気のかき氷。

うれしいことに、かき氷は通年でメニューにあります!

真夏の行列に耐えられない子どもや年配の方のためにも、春も秋も冬もかき氷を提供しているのです。お客さん思いですよね。もしこの夏かき氷を食べられなくても、いつでもおいしいかき氷が食べられますよ!

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こちらがかき氷のメニュー表。

数多くあるかき氷の中でも、「宇治金時」(税込700 円)と「黒蜜きなこ」(税込600円)がツートップの人気商品です。

今回は「黒蜜きなこ」を頼みました。

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▲かき氷「黒蜜きなこ」(税込600 円)

黒蜜は自分でかけるシステム。甘味処 楓のかき氷は、どれもシロップが別添えです。

シロップがかかった部分だけ食べ切ってしまい、あとは氷だけ……ということもなければ、シロップで氷が早く溶けることもありません。自分の好きなタイミングでシロップをかけられるのがうれしいですよね。

まずは、何もかけずに食べてみました。

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氷がふわっふわ! スプーンがスッとかき氷に入ります。きなこは下の淵までしっかりかけられているので、黒蜜をかけなくてもおいしい……!!

途中から黒蜜をた〜っぷりかけてみました。

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きめ細かいふわふわの氷に黒蜜がじんわり染み渡り、ひと口食べるごとに体の隅々まで黒蜜の甘さが行き届くような感覚に。これぞかき氷!黒蜜なしでもおいしかったですが、やはり黒蜜アリだとおいしさがアップしますね。

何度もたっぷりかけたというのに、食べ終わる頃にもまだ残っていました。黒蜜を豪快にかけたい方も満足できそうです。

                                                  〜ふわふわの理由は純氷〜
一般的な氷は短時間(だいたい2 時間)で水を冷凍するので白い結晶ができてしまいますが、使用している純氷は7 時間以上かけてゆっくりと冷凍しています。そうすることで、天然氷に近い透明な氷ができるのです。また、氷を削るタイミングも大事だと店主さんは言います。氷を冷凍庫から取り出してからすぐに削らずに、表面がジトっとゆるむまで待ちます。硬いまま削るとジャリジャリになってしまうのです。

テイクアウトできる上生菓子

季節感あふれる上品な和菓子をご自宅でも楽しんでみませんか? クーラーを効かせた部屋で、熱いお茶とともにじっくり味わう上生菓子は格別でしょう。

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▲2021 年6 月の上生菓子

ラインアップは毎月変わります。

詳細はお店のブログをチェックしてみてくださいね。

ライターあとがき

「#カフェ巡り」という言葉があるように、ここ数年でカフェで時間を過ごす方が増えているように感じます。では、甘味処はどうでしょう? 今でも根強い人気はありますが、カフェに比べると足を運ぶ方がやや少ない印象です。

せっかく素敵な空間なのにもったいない……!

たまには甘味処という選択肢もいかがでしょうか?

今回ご紹介した「甘味処 楓」は期待を裏切りません。昔懐かしくて親しみやすい甘味処でありながらも、実に本格的。何よりも、ここで過ごす時間は気持ちを安らかにしてくれます。ぜひ、甘味処 楓で涼みにいらしてください!

甘味処 楓
営業時間/12:00〜19:00(あんこが切れた時点で閉店)
※19:00 よりも早めに閉店した場合は、ブログにてお知らせしております
定休日/水曜
電話番号/ 043-246-8118
住所/千葉県千葉市稲毛区緑町1-20-7
アクセス/JR 総武線「西千葉駅」南口から徒歩3 分

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この記事を書いた人

梶原 よんり

大学卒業後、旅行会社の広報部に就職するもライターの夢を追いかけるために退職。現在は雑誌や新聞など各種媒体で執筆中。2019ポートクイーン千葉としても活動している。 ★instagram★ https://21/www.instagram.com/yonri.kajiwara/

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