エアコンをつけてなんとなく気になる臭いがあったら、その原因は、内部にあるかもしれません。エアコンクリーニングの現場に立ち会い、どんな掃除をするのか教えてもらいました。
教えてくれたのは…

| 小渕 耕太さん(左) 篠原 伊吹さん |
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| おそうじ本舗 船橋高根店 |
公開 2026/06/03(最終更新 2026/06/01)
編集部 ゆりか
編集部所属の取材記者。白井市出身、船橋市在住。コンテンポラリーダンス、ヨガ、ズンバ、バレエなどとにかく踊るのが好き。取材執筆も好きだが、地図が読めないため取材前はいつも軽く迷う。食べ盛りの夫と3人の子育てに奮闘中。
記事一覧へフィルターの先はプロの領域
エアコン掃除というと、まず思い浮かぶのはフィルター掃除。脚立に乗ってカバーを開け、フィルターを外し、ホコリを洗い流す―ここまでは家庭でもできる範囲です。
しかし今回の取材で見せてもらったのは、そのさらに奥。カバーやフィルターを外し、高圧洗浄機で内部を洗浄していく工程でした。
まずは丁寧に養生。壁や床、周囲の家具までしっかりとカバーし、水が飛び散らないよう徹底。ここまで準備して、ようやく内部洗浄に入ります。

そして問題の内部へ。熱交換器(アルミフィン)や送風ファンなど、風を送り出す心臓部には細かな隙間が無数にあり、ここにホコリや湿気がたまりやすいとのこと。
見た目では分かりにくいものの、カビや臭いの原因はこの辺りに潜んでいるケースが多いそうです。ビニールでエアコンをすっぽりと覆い、いざ洗浄へ。


高圧洗浄機を使って洗剤を吹きかけ、その後水で汚れを洗い流す2段階の工程です。家では洗うことのできない精密な内部を水洗いして、汚れがバケツにたまっていく様子は見事なもの。

電装部分はしっかりと養生して、必要な所だけ水洗いする作業には、専門的な知識と経験が必要だと感じました。
エアコンの内部はカビの温床
そもそもなぜエアコンは汚れるのでしょうか。エアコンは上の吸い込み口から温かい空気を吸い、熱交換器で冷たい空気に変換して、再度室内に戻しています。エアコンの内部は温かい空気と冷たい空気が接するので、結露が起き、湿気の原因になります。
カビは湿気とホコリを栄養にして発生していくので、夏場のエアコンはカビにとって絶好の環境。またホコリだけでなく、キッチンの油汚れ、タバコのヤニ、ペットの毛なども送風ファンに付着していきます。
こうした汚れをそのままにしていると、エアコンに負荷がかかり、電気代が上がったり、故障の原因になったりします。またエアコンから放出されたカビやホコリが室内に舞い、その空気を日常的に吸い込むことで、アレルギー性鼻炎、喘息、花粉症などのアレルギー症状を悪化させてしまうことも考えられます。




手の届くフィルターはこまめに洗い、届かない内部はプロに任せる―その使い分けが快適な空気と安心につながります。
お掃除機能付きエアコンもクリーニングは必要なの?

多くのお掃除機能付きエアコンはフィルターのホコリを自動で集めたり、ファン周りを乾燥させたりするもの。ただその機能だけでは内部にたまったカビやホコリまで除去できません。定期的な専門業者によるクリーニングをお勧めします。