台風6号(チャンミー)襲来で開催が危ぶまれた6月3日。
ブースターたちの熱いディフェンスは台風をも押し返し、昼過ぎに無事開催が決定。
待ちに待った、でもついに来てしまったともいえる特別なこの日。
超ミスタージェッツの華麗なラストランウェイを見届けようと、平日の夜にもかかわらず船橋アリーナは満員の熱気に包まれました。

公開 2026/06/10(最終更新 2026/06/10)
編集部 R
「ちいき新聞」編集部所属の編集。人生の大部分は千葉県在住(時々関西)。おとなしく穏やかに見られがちだが、プロ野球シーズンは黄色、Bリーグ開催中は赤に身を包み、一年中何かしらと戦い続けている。
記事一覧へ華麗なるLAST RUNWAYはハートフルな演出満載
引退試合を盛り上げようと、千葉ジェッツのチームメートや元チームメート、ゆかりの選手やOBやコーチ、スタッフらが集結。多くの人に愛される西村選手の人柄があらためて感じられる引退試合となりました。


試合開始前には「千葉ジェッツの歌」をボーカルなしのカラオケで流し、会場中が一体となって熱唱。西村選手もマイクを握って生歌を披露しました。

現チームメイトが中心のTEAM REDと、元チームメイトやOBが中心のTEAM WHITEに分かれ、リーグ公式戦と(ほぼ)同様の本格的な試合形式で行われました。

ハーフタイムには出場選手からサプライズのプレゼントが。
裏地に全員のサインを入れた、この世に一つしかないオンリーワンなGジャンに大喜びの西村選手。



後半はTEAM REDで出場。



試合のラストワンプレーは西村選手にとって忘れられない思い出のプレー、かつて宇都宮戦で見せた、富樫選手のビハインドザバックパスからのスリーポイントを再現!(そして見事決め切る勝負強さ!)
111対110という、まるで計算尽くしたような最終スコアで「西村文男の勝利」となりました。


その後、引退セレモニーが行われ、田村社長から「背番号11が永久欠番となること」「西村選手が来シーズンも千葉ジェッツのトップチームでアドバイザリーコーチ契約を締結したこと」が発表され、会場は歓喜の渦に包まれました。




続いて西村選手本人からの挨拶。「僕のバスケットボール選手人生において、ここにいるみんなや画面越しで見てくれているみんなと出会えたことが、一番の宝物だと思っています。みんなのことが大好きです」

最後は西村選手による勝利のジェッツ締め。



セレモニー終了後は場内を回り、いつものように丁寧に手を振り返していた西村選手。時間をかけてブースターや関係者との別れを惜しんでいました。

おまけ
イベント後、記者会見が開かれました。

その中で、どうしても聞いてみたかったことがあったので質問させていただきました。
2019年、西村選手がキャプテンに就任した年に取材させていただいた時、「引退後はバスケットボールから離れたい」とおっしゃっていたのですが、どういう心境の変化を経てコーチ就任に至ったのか?といういことについて
ー大野さん(現三遠ネオフェニックスHC)が千葉ジェッツを離れることが決まって次の監督の話になった時に、みんなが冗談で「文男はいつやるの?」と言っていたことがあって、その時に初めて「コーチも面白いかも」と思いました。
そこから少しずつ、コーチ目線で試合や練習を見るようになって、気づいたらコーチライセンスを取りに行っていたという感じです
7年の間に起こった変化について話してくれました。
(2019年の記事はこちら)
https://chiicomi.com/press/30194/
来シーズン以降もジェッツの核となる大切な部分を後輩たちに伝えつつ、しなやかに変化もしていきながら、新しい風を起こしてくれるはず…そんな期待でいっぱいです。
ありがとうございました、西村選手。
これからもよろしくお願いします、西村コーチ!