| 角田夏実さん |
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| 生年月日/1992年8月6日 出身地/千葉県八千代市 趣味・特技/国内外の世界遺産巡り、サイクリング、ゴルフ |
公開 2026/06/24(最終更新 2026/06/24)
オリンピックを終え帰国後の大反響
パリ2024夏季オリンピック柔道女子48kg級で金メダルを獲得。日本に帰ると予想以上の反響があった。メディアに呼ばれることも多く、バラエティー番組やCMに出演する機会を頂いた。ただ慣れていないので、「どうしよう」と思っていたのが正直なところ。
とは言え、テレビに出ていることで柔道を知らない子でも、「見たことがある」と言ってくれる。それが柔道に興味を持つきっかけにつながっていく。講演会などの仕事も増えた。
今までは狭い範囲での付き合いが多かったが、いろんな人の考え方、生き方を知りたいと思った。金メダルを獲得した経験が、少しずつ自信を与えてくれていたのだ。「興味を持ったことには挑戦したい」そんな好奇心が、むくむくと芽生えていた。
柔道のロマン柔よく剛を制す
25年4月、体重無差別で日本一を決める最高峰のトーナメント戦・全日本選手権に出場。過去の優勝者は78kg級など重量級の参加者ばかりだったが、軽量級でどこまで通用するのか。柔道の精神である「柔よく剛を制す」のロマンを懸けた戦いだった。
結果は残念なことに3回戦で判定負け。悔しかったのは事実だが、体重差がある相手に巴投げをかけることで、いつもと違った感覚を得ることができ、充実した時間だった。
次のオリンピックは28年のロサンゼルス。周りからの期待をひしひしと感じていた。28年には36歳になる。私はこのまま柔道を続けて、そこを目指すのだろうか。キャリアを取るか、子育てを取るか、出産適齢期が近づくと悩む女性も多いと思うが、私も例外ではなく悩んでいた。子どもがいる周りの友達がうらやましくなってくる。街で子どもの姿を見ると何げなく目で追ってしまう。
だったら柔道を引退しようか…。でもそれも決めきれずにいた。