千葉市緑区・若葉区のチバノサトエリアで、荒れた竹林を整備し、竹炭に加工する取り組みが進んでいます。放置竹林を地域資源に変える現場を取材しました。

公開 2026/07/24(最終更新 2026/07/21)

花

48歳で普通自動二輪免許を取得したへっぽこアラフィフ主婦ライダー。千葉は魅力的なライディングスポットがたくさん!取材と称してソロツーを楽しんでいます。【ブログ】https://ameblo.jp/ohana-hann/

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獣害の一因 放置竹林を整備・活用

食用の竹炭パウダー
食用の竹炭パウダー

千葉市緑区で農業を営む「ファームサポート千葉」代表の金丸さんは、イノシシなどの獣害に悩まされていました。

近隣農家から「近年増えている管理されていない竹林が、獣の隠れ家になっている」と教えられ、2019年、同じ緑区で事業を展開する「フォレストビレッジ」「tmas株式会社」と共同プロジェクト「千葉市竹炭ライン」を立ち上げ、市民ボランティアと共に荒れた竹林の整備に着手しました。

間伐した竹を竹炭に加工して販売。売り上げの一部を竹林整備に充て、里山保全活動につなげています。

金丸さん(左)と千葉里山プラス伐採メンバーの皆さん(明るくしてください)
金丸さん(左)と千葉里山プラス伐採メンバーの皆さん

竹問題を自分事として考えてほしい

竹林に手を入れたことで林内まで陽光が差し込むようになり、獣が身を隠しにくい環境へ変化。

下草も育ちやすくなり、里山本来の生態系づくりにもつながっています。

「環境に優しい農業をしたい」という金丸さんの思いから生まれた竹炭は、土壌改良や調湿、消臭の他、浄水効果を生かしエビの養殖場や大型水槽でも活用されています。

食用竹炭は、千葉市が展開する地域ブランド「チバノサト」の企画「チバノサト竹炭グルメ」にも採用。

今後は工業利用に向けた計画も進んでいます。

竹の持つ多くの可能性から、金丸さんは竹林を「放置」ではなく「宝地(ほうち)」と呼びます。

「管理や伐採だけでなく、竹炭を活用したり食用に取り入れたりすることも竹問題の解決につながります。自分事として考えてもらえたら」と話しています。

「竹炭せいろ」のセット。スイーツにも竹炭を使用
「竹炭せいろ」のセット。スイーツにも竹炭を使用
竹炭を使った「黒カンパーニュ」
竹炭を使った「黒カンパーニュ」

問い合わせ
ファームサポート千葉
ホームページ/https://farmsupport-chiba.jimdofree.com/

チバノサト竹炭グルメ
ホームページ/https://www.chibacity-ta.or.jp/special/chibanosato-gourmet/