千葉県は令和7年度に災害用トイレカー6台を導入しました。東葛飾合同庁舎(松戸市)、千葉県消防学校(市原市)に加え、印旛合同庁舎(佐倉市)にも2台を配備しました。

公開 2026/08/23(最終更新 2026/08/21)

ちいき新聞ライター

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太陽光発電付き 災害時にも安心

トイレカーは、軽トラックがベースのため普通免許で運転することができ、チーバくんや千葉県の風景が描かれた明るいデザインになっています。

千葉県の花「菜の花」がデザインされたトイレカー
千葉県の花「菜の花」がデザインされたトイレカー

1台は個室が2部屋あり、温水洗浄機能付きの水洗洋式便器、化粧鏡、室内灯、天井には換気扇も備えています。

バリアフリー仕様のもう1台はオストメイトにも対応できるシャワーヘッド付きの水洗洋式便器、ベビーチェア、おむつ交換台、エアコンも設置されています。

広い目に作られているバリアフリー仕様
広めに作られているバリアフリー仕様

室内灯や水を流すためのポンプなどを作動させる電力を確保するため、専用バッテリーの他、太陽光パネルも設置されています。

このトイレカー1台で約100回分の利用が可能であり、汚水タンクがいっぱいになった場合は、バキュームカーによるくみ取りの他、被災状況や自治体との協議によりますが、直接マンホールなどに排出するためのホースも準備されています。

天井には換気扇
天井には換気扇

市町村などには無償で貸し出し

スロープを設置して車いすの人も使用できる
スロープを設置して車いすの人も使用できる

昨年12月に導入されてから、今年3月の「佐倉マラソン」や、6月には成田市内の小学校で行われた避難所開設訓練などに登場した他、11月の「ちばアクアラインマラソン」にも出動予定です。

チーバくんとアクアラインのデザイン
チーバくんとアクアラインのデザイン

市町村などには無償で貸し出しを行っているので、防災に関する訓練やイベントの他、スポーツ、文化、教育などの催しで展示や実使用できます。

「災害に備えて水、食料を備蓄する人は多いと思いますが、排せつにも目を向けて、各ご家庭で携帯用トイレなども備えてほしい」と千葉県防災危機管理部の担当者は話します。

(取材・執筆/さくら)

問い合わせ
電話番号/043-223-3405
千葉県防災危機管理部危機管理政策課