少子高齢化で地域行事の維持が課題となる中、町会が合同で取り組む事例として注目されている「羽黒台・戸張町会共同お祭り」が、9月26日(土)に開催されます。
公開 2026/09/17(最終更新 2026/09/16)
小島明宏
柏市在住。四季折々の季節の良さを探し歩いたり、地域の歴史的な名所・史跡を訪れたりするのが好きです。地域活動をいくつかやっています。農園を借りて野菜や花を育てています。Instagram/@koji_koji_39
記事一覧へ途絶えた伝統から町会合同で再始動
少子高齢化や担い手不足により、地域の伝統行事の維持が全国的な課題となる中、柏市内で注目されている祭りがあります。
それが「羽黒台・戸張町会共同お祭り」です。
かつては単独で祭りを開催し、カラオケ大会などでにぎわっていた戸張町会。しかし時代の変化とともに行事は途絶え、住民の間では交流の場を求める声が上がっていました。
転機が訪れたのは2年前。羽黒台町会の土岐守会長からの呼びかけがきっかけでした。
1つの町会という枠組みにとらわれず、広い視野で地域活動を捉え直す決断が2つの町会を結び付け、共同お祭りの開催へ。
この取り組みを後押ししたのが、会場となる日本体育大学柏高等学校の存在です。
同校の協力の下、キャンパスが会場として提供され、子どもたちや住民が安全に楽しめる祭りが実現しました。


盆踊りの復活と広がる地域参加の輪
初年度の成功に続き、昨年は待望の「盆踊り」も復活。和太鼓の生演奏に乗せて踊りの輪が広がり、地域の絆はさらに深まりました。
3年目を迎える今年は、煙体験や消火器・AEDの使い方など、防災と連動したコンテンツも導入されます。
「子どもの頃の祭りの熱気を、今度は支える側として次世代につなげられるのがうれしい」と語るのは実行委員のメンバー。
若い世代からも「できる範囲で手伝いたい」という声が上がるなど、地域全体の意識にも変化が生まれています。
町会同士の連携に加え、学校という地域の拠点の協力もあって成り立つこの祭りは、負担を分かち合うだけでなく、世代を超えた新たな交流を創出。これからの地域コミュニティーが目指すべき、一つのかたちを示しています。

※写真はいずれも昨年の様子
羽黒台・戸張町会共同お祭り
日時:9月26日(土)
午前9時~正午=こども神輿・山車町内巡行(起点:戸張香取神社)
午後1時~午後5時=一般参加の部(盆踊り・じゃんけん大会・出店・キッチンカーなど)
会場:日本体育大学柏高等学校
住所:千葉県柏市戸張944
料金:入場無料
お問い合わせ
電話番号:090-1436-1927
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土岐