定年退職後に南京玉すだれと出合い、30年余り活動を続ける藤本なみさん。地域の施設などで技を披露する中、愛好会を結成。軽快な口上と技で魅了しながら、伝統芸を四街道に根付かせようと情熱を注ぎます。

公開 2026/10/14(最終更新 2026/10/07)

ちいき新聞ライター

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日本の伝統的な大道芸との出合い

「平成7年に60歳で四街道市役所を定年退職し、現職時代からのボランティア活動を続けていました。その折、印旛郡市の保育園園長有志による『南京玉すだれの会』からのお誘いを受け、同会に入会。月1回の八街中央公民館での練習会に参加し、すだれを伸ばしたり、ひねったりすることで、いろいろな形や景色を表現する技を覚えていきました。八街市、成田市、佐倉市などの公民館では3、4人で、四街道では一人で活動を続け、社会福祉協議会主催の金婚式や学童保育、高齢者施設などで玉すだれを披露させてもらいました」

と笑顔で語る藤本なみさんは、元気いっぱいの92歳です。

「南京玉すだれ」に魅せられて30年余り 藤本なみさん(四街道市在住) 

軽快な掛け声に合わせて

演者が述べる独特の口上は、聞き覚えのある人も多いと思います。

「あ、さて、あ、さて、さては南京玉すだれ…阿弥陀如来(あみだにょらい)か釈迦牟尼(しゃかむに)か後光(ごこう)に見えればおなぐさみ…」といった軽やかな節回しの口上に合わせてすだれを変化させていきます。

魚つり、花火、万国旗、太鼓橋、大鳥居、東京タワーなど次から次へとすだれを美しく変化させますが、実は披露する土地や季節に合わせたバージョンを組み立てているのだと言います。

さらに「2年前に有志を募り仲間が7人になったので、『四街道南京玉すだれ愛好会』として練習を重ね、市民芸能発表会や福祉センターまつり、地区老人会などで披露し、『南京玉すだれ』を四街道に根付かせたい」とも話しました。

(取材・執筆/EKO)

「南京玉すだれ」に魅せられて30年余り 藤本なみさん(四街道市在住) 
華やかに南京玉すだれを演じる藤本 なみさん

社協まつり(福祉センターまつり)
日時:10月18日(日)午前10時~午後2時
  ※出演は午前11時45分頃を予定
場所:四街道市総合福祉センター2階 老人福祉センター
住所:千葉県四街道市鹿渡無番地

問い合わせ
電話番号:043-422-6420 藤本