超高齢化社会、日本。ただ「長く生きる」だけではなく、高齢者が自分らしく暮らし続けるための自立支援としてデイサービスが注目されています。
教えてくれたのは…

| 野口貴功(たかよし)さん |
|---|
| 株式会社オアシス 代表取締役 |
公開 2026/11/04(最終更新 2026/10/23)
デイサービスとはどんな施設?
2000年に介護保険制度が始まって以降、介護の目的は「お世話をする」ことから「自立を支える」ことへと変わってきました。住み慣れた家や地域で自分らしく暮らし続ける期間を伸ばすための施設として期待されているのが「デイサービス(通所介護)」です。
「デイサービス」とは、日帰りで施設に通い、リハビリやレクリエーションを通じて身体機能の維持向上や、社会参加を目指すサービスのこと。大きく分けて6〜8時間の一日タイプと、3〜4時間の半日タイプがあり、目的や体の状態に合わせて選ぶことができます。
利用するには、原則として市区町村で要介護認定、または要支援認定を受ける必要があり、利用できる回数は介護や支援の認定度合いによって上限が変わります。週1〜2回程度から通い始める方が多いようです。

健康維持のため施設を活用して
「腰が痛い」「膝が痛い」などの体の不調や、車の運転が難しくなるなどの理由で、日常の買い物が難しくなってくることは、デイサービスの利用を考えるひとつのきっかけになります。マシン運動や特定の動作訓練により、身体機能の回復を重点的に目指すタイプや、他の利用者やスタッフとの会話を楽しみ、レクリエーションなどで社会的交流を図るタイプなど、施設によってプログラムは異なります。
ご自宅への車の送迎があるため、体の不調などで外出がおっくうになってしまっている方も気軽に外出できることが大きなメリットです。これからも自宅で暮らし続けるためには、適度な外出で身体機能を保ち、家族以外の人ともコミュニケーションを取ることで、心身共に健康であることが望ましく、デイサービスはそのための選択肢のひとつです。
義務ではなく通いたくなる場所
デイサービスは介護の一種なので、どこか後ろ向きなイメージを持っている方もいるかもしれませんが、最近の施設は日差しが差し込む明るい空間やカフェのようなおしゃれな雰囲気で、足を運びやすい環境の所が増えています。
プログラム内容も各施設で工夫を凝らし、ショッピングリハビリや畑仕事、カラオケなど、「通わなければならない場所」ではなく「通いたくなる場所」を目指した環境づくりをしています。
当施設の利用者の方々も、来るのを楽しみにしてくださっている方が多いですね。ぜひ楽しみながらデイサービスを利用して、心身のリフレッシュや交流に役立ててください。利用するには、まずはお住まいの地域の地域包括支援センターや市区町村の窓口へ相談してみてください。
実際の利用者さんに聞いてみました
デイサービス施設「オアシス スタジオ ユニモちはら台店」に通われている利用者の方に、感想をお聞きしてみました。
■送迎の車の中で他の利用者さんとおしゃべりできるのがうれしい

■自分で選んで買い物ができるのがいいですね。週1回の楽しみです

■ヨガプログラムやマッサージがお気に入りです

こんなものもあります!デイサービスのユニークなプログラム
デイサービスは、利用した本人が「楽しくてまた行きたい」と思えることが大切。さまざまなプログラムがあるため、本人が興味を持てそうな施設を見学してみましょう。
■カラオケ

■折り紙

■畑仕事

■麻雀
