IT営業マンとして働く傍ら、養蜂に取り組む八千代市出身の佐藤隆さん。桜やアカシアなど花の時期により風味の異なるハチミツを、採蜜時期ごとの個性を生かして届けています。
公開 2026/06/18(最終更新 2026/06/15)
優
「ちいき新聞」で記事を書かせて頂ける幸運にとても感謝しています。取材で訪れた街でのカフェ巡りは私にとって楽しい至福の時間。プロフィールの写真は「南房総に咲く幸せを呼ぶ花」カレンデュラです。取材で一番好きな花に出会えたこと‥うれしいです。すべての記事に「ありがとう」の気持ちを込めて!
記事一覧へ一目でミツバチに魅せられる

自然豊かな新川沿いで養蜂を営む佐藤隆さん。
大学卒業後はIT企業に就職し、組織でのストレスに神経をすり減らす毎日を送ります。
将来に不安を感じながら考えたのは、「一生続けられ、自然相手に、人の広がりを作れる仕事がしてみたい」。
比較的少ない開業資金で始められる「養蜂」が頭に浮かびました。
訪れた養蜂場で初めてミツバチに触れた時、「かわいい!」と感じ、一瞬にして魅せられてしまったそうです。
養蜂に適したこの地にたどり着いたのは3年前。
ここからミツバチに向き合う日々が始まりました。

純粋でけなげな小さな仲間たち
昔から型にはまることなく生きてきた佐藤さん。
養蜂にも独自のスタイルがあります。
ハチを勢いづかせるため、通常は2〜3月にハチに与える「砂糖水」。
しかし佐藤さんが与えているのは「ハチミツ」です。
自然の営みに手を加えることなく、佐藤さんの「やちよ蜜」は100%花蜜で作られています。

採蜜時期を分けた瓶詰めも特徴。
季節の移ろいや年度で変わる一期一会の味わいをワインのように楽しんでほしいから。
「人とつながるために養蜂をしています」。

使ってくれるお店とご縁ができ、お店もお客さんとのつながりが広がる、さらに交配を担わせてもらうことで、イチゴ農家との関わりもできました。
「農作物や果物の収穫交配にも役立てられたら」と期待を寄せる佐藤さん。

「やちよ蜜」の輪を全国に広げることを目標に、新川の景色の中、今日もミツバチとの語らいを続けています。
やちよ蜜
Instagram/@8_bees_