八千代市立高津中学校美術部×地元在住アーティストによる作品が誕生。廃棄予定の制服と建築端材を使ったキャンバスに思いが描かれました。

公開 2026/11/01(最終更新 2026/10/23)

すずこ

すずこ

船橋生まれ流山育ち、現在船橋市在住の生粋の千葉県人です。読書と物書きとウクレレ演奏が趣味。夫と娘、猫二匹と暮らしてます。note/https://note.com/suzukoken

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学生服でできた黒いキャンバス

「捨てざるを得ない大量の学生服を見てきました」と語るのは学生服リユース店代表の池上さん。

ある日、地元企業協賛のアート活動に参加した池上さんは、学生服と端材を組み合わせた「キャンバス」を作ることを思いつきます。

試作に手応えを感じ、油彩作家の林美蘭(りん みらん)さんに相談したことで、企画は「学生服きゃんばす」として大きく動き出しました。

中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに
主催の林美蘭さん。学生たちの挑戦と描く楽しさに出会う展示をお楽しみに!

2025年には、初となる中学生との取り組みを実施。

限られた時間の中でしたが、中学生たちの豊かな発想力と実行力によって素晴らしい作品が次々と生まれ、活動は大きな反響を呼びました。

中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに
学生服がキャンバスに!
中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに
「イメージできるかな?」池上さんが説明中

中学校生活への思いを描く

今年のキャンバスの描き手は、高津中学校美術部の生徒たちです。

同校では制服のデザイン変更が決まっており、生徒にとって「黒いキャンバス(旧制服)」への思い入れはひとしお。

中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに
中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに

美術部部長は「思い出の制服ですてきな作品作りができるのはうれしい」と話し、顧問の堀田先生も「廃棄予定の制服が生かされる素晴らしい取り組み。新しい素材に触れる良い機会でもあります」と笑顔で語ります。

作品のテーマは「生命(ライフ)」ですが、表現方法は自由。

アクリル絵の具やクレヨンだけでなく、ビニールやビーズ、紙を貼るなど、枠にとらわれない発想も。

中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに
作品が完成しました!

主催の林美蘭さん、絵画教室講師の若林さんがアドバイザーとして参加し、それぞれの表現に適した技法をサポートしました。

会場には、生徒たちの思いが詰まった作品の数々が並べられています。

中学生のエコアート 学生服生地をアートキャンバスに
(左から)高津中山本教諭、堀田教諭、学生服リユース店「さくらや」代表の池上さん、絵画教室講師の若林さん

(取材・執筆/すずこ)

学生服きゃんばす展示
期間:~11月29日(日)
時間:会場の営業時間に準じます
【第1会場】FMふくろうサテライトスタジオ
住所:千葉県八千代市緑が丘2-1-3 イオンモール八千代緑が丘 ローズ広場
【第2会場】社会福祉協議会 1階ロビー
住所:千葉県八千代市大和田新田312-5
土日休館

問い合わせ
電話番号:080-3401-1186
Social Art Creators 林