日常生活に大きな支障が出る水回りのトラブル。いざという時に慌てず対処できるよう、よくあるトラブルの事例や日頃からできる予防策について専門家に取材しました。

教えてくれたのは…

覚えておきたい水回りの劣化サインと予防策 株式会社Lily
株式会社Lily
工事部長 佐々木 宏成(こうせい)さん(左)  代表取締役 宮田 友梨亜さん(右)

公開 2026/11/04(最終更新 2026/11/02)

LEE

LEE

ライター&編集者。住民になって3年目、千葉や松戸について勉強中。過去に中華圏に住んでいたことがあり、アジア料理をはじめ食に関することが大好きです。趣味は写真、料理、手作り、旅行。

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トラブルを防ぐ使い方を知ろう

どこの家にもあるトイレや台所、お風呂などの水回りは、毎日の生活に欠かせない設備です。しかし同時に使用頻度が高いため、トラブルも起きやすいといえます。今回は、家庭で起こりやすい水のトラブルの種類や、予防のポイントについて解説します。

たくさんの相談を受けますが、一番多いのはトイレのつまりや水漏れ、次に多いのが台所で、蛇口の水漏れや排水のつまりです。トイレは部品の劣化や故障もありますが、トイレットペーパーの大量の使用や、水に溶けにくい物を流してしまったことが原因というケースが多いです。

台所に関しては、野菜くずや固まった油分の蓄積により、排水管がつまってしまうケースが多く見受けられます。対策としては、トイレットペーパーは何度かに分けて少しずつ流すなど、一度に大量に流さないようにしましょう。

また、掃除用のシートなどでトイレに流せるタイプのものもありますが、トイレットペーパーに比べると溶けにくいため、万全を期すならばごみ箱に捨てたほうが安全でしょう。台所で食器洗いをする際は、フライパンやお皿についた油はそのまま流さず、キッチンペーパーなどで拭き取ってから洗うと排水管がつまりにくいです。

水漏れを放置するとどうなる?

水漏れを長期間放置すると水回りの周囲の木材が腐ってしまいますが、水漏れは壁の中など目に見えない場所で起こることもあり、そういった場合は見つけることが困難です。私が対応した経験では、床材が腐ってしまい、張り替えることになったケースや、洗面台の土台が腐ってしまって交換することになったケースもありました。

集合住宅の場合は、階下への漏水トラブルの可能性もあります。水漏れがある場合は水道料金も跳ね上がりますから、思い当たる理由なく水道料金が急に高くなった場合は、水回りを点検しましょう。水漏れを見つけたら、できるだけ早く対処することをおすすめします。

木の根っこにも注意が必要

また、別のケースでは庭にある排水桝に、木の根っこが侵入して排水がつまり、トイレも台所も流れない、というご相談を受けました。

覚えておきたい水回りの劣化サインと予防策

排水桝には点検用のふたがついているので、最近水の流れが悪いなと感じたタイミングや、日常の掃除のついでに開けて中を見てみるましょう。

覚えておきたい水回りの劣化サインと予防策 庭や駐車場にある排水桝
庭や駐車場にある排水桝

このような、日頃のちょっとした心がけや定期的なお手入れが水回りのトラブルを最小限に防いでくれます。

業者の選び方で気をつけることは

「なんでも無料」に注意!

トラブルの原因を確かめるためには、きちんとした点検が必要です。そのための点検費用まで無料という業者には注意した方がいいかもしれません。

最初に作業の説明がある

トラブルの原因や、必要な修理や交換のプロセスについて、納得がいく説明をしてくれる業者を選びましょう。

覚えておきたい水回りの劣化サインと予防策