| 角田夏実さん |
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| 生年月日/1992年8月6日 出身地/千葉県八千代市 趣味・特技/国内外の世界遺産巡り、サイクリング、ゴルフ |
公開 2026/07/01(最終更新 2026/06/24)
柔道か、出産や子育てを選ぶか
パリオリンピック後、柔道を続けるか、出産や子育てを取るか、悩んでいた。結婚を考えているパートナーはいなかったので、出産は現実的ではない。でもふと気づけば32歳。柔道一直線の人生をひた走ってきたが、周りには子どもが1人、2人いる同級生も多い。
両親のように、年頃になれば当たり前のように結婚して、出産するものだと思っていた。次のオリンピックを目指すなら、終わるまで出産は考えから外さなければならないが、その覚悟も固まらないでいた。
可能性を広げるため「卵子凍結」の決断
以前耳にした「卵子凍結」という技術を試してみようか…。将来の妊娠、出産の可能性を広げるため、質の良い卵子を採取して、凍結保存する卵子凍結。ここ数年、卵子凍結したことを公表する芸能人も多かった。
どんな検査をするのか、費用はどれぐらいかかるのか、体への負担はどうなのかなど考えると、「まだやらなくていいかな」とも思う。でも迷いながらも「まずは知ることから」と婦人科に行き、卵子凍結についてのカウンセリングを受けてみることにした。
血液検査で卵子の状態を見ると、推定数は同年代よりも少ないという結果。少し悩んだものの、今は結婚が具体的に決まっているわけではないので、卵子凍結することに。できるだけ若い時の卵子を保存しておいた方が将来メリットになると思ったのだ。
情報が少なかったり、不安があったり、卵子凍結をやりたいけどやらずにいる人は多いと思う。でも私自身は決断したことで将来に対する焦りをぬぐえたし、心の安心にもつながった。公表した結果、「私もやってみようと思いました」という声も届いた。
これからも女性の選択肢を広げる情報発信をして、社会への恩返しをしていきたいと思う。そして少しでも悩んでいる人の力になれるように、と切に願っている。